
進路の部屋
<受験体験記>広島大・ 教育・音楽教育学プログラム(前期)
2025/08/20
大学入試
私は広島大学 教育学部 第四類(生涯活動教育系)音楽教育学プログラムに合格しました。将来は作曲家を目指しており、高校1年の冬から作曲の先生に師事し、本格的に作曲の勉強を始めました。しかし、私は国公立の大学を志望していたので音楽の勉強に加えて共通テストの勉強も必要であり、音楽と共通テストの両立には苦労しました。特に、作曲のレッスンに集中しなければならない時期でも共通テストに向けた対策を続ける必要があり、時間の使い方に工夫が必要でした。
私は次の3つの方法で音楽と勉強を両立しました。1つ目は、毎日の勉強時間を短くても確保することです。例えば、朝の時間を英単語や古文の暗記に充てたり、休み時間に数学の問題を解いたりすることで、隙間時間を活用しました。また、学校の授業を最大限に活用し、授業内で理解を深めることを意識しました。2つ目は、音楽と勉強の切り替えを工夫することです。長時間同じ事を続けていると集中力がもたないため、「3時間作曲したら1時間勉強をする」といった交互のリズムを作ることで、効率よく取り組むことができました。3つ目は、上手くいかない時は無理をせず、一度リフレッシュをする事です。特に作曲では「思うようにアイデアが浮かばない」という時期がありましたが、そんな時は無理に続けるのではなく、好きな音楽を聴いたり、自分の好きな作曲家の曲を分析しました。すると新しいアイデアが浮かび、再び作曲に取り組む事ができました。
受験の時期は不安や焦りがあると思いますが、自分のペースを大切にして下さい。うまくいかない時期があっても、それは決して無駄ではありません。応援しています!