学校ブログ

校長通信

東京・京都 第99号

2020/01/13

学校経営

生徒アンケートの調査の打ち合わせのため、東京大学社会心理学研究室へ出張しました。この調査は、探究活動、グローバル教育、クラブ活動と自己肯定感やワクワク感の分析を行い、教育内容の検証にいかそうというものです。また、SDGsの取組やデジタルディバイスを活用したNIE実践校の視察も行いました。高校の教頭先生だけでなく高3生徒と業者の方で実践の説明をお聞きしました。生徒たちは、1年間の留学を経てアメリカの大学に進学するそうですが、ハウス長、この取り組みのリーダー(ファシリテーター役)として、われわれ大人の前で趣旨目的や課題などをしっかりと説明していました。この中でも「フラットな関係」という言葉が使われていましたが、自立している姿を見て、感心しました。
時間がタイトでしたので、安田講堂下の中央食堂で昼食を取りました。外国人留学生の多さにびっくりしました。まさしく多国籍です。ハラルを提供するカウンターもありました。しかし、国や民族を越えて食事をするという感じはなかったです。
新国立競技場の見学はかないませんでした。ちらっと車窓からだけ・・・残念。

京都みやこめっせでの新春経済講演会に参加しました。伊藤元重東京大学名誉教授の講演「2020年日本経済の展望」は例年通りだそうです。日本電産創業者・CEOで京都先端科学大学永守重信理事長の講演「次世代を担う人材育成」が今年の目玉でした。企業経営者、学校経営者4000人の前で、グローバル化、企業での人材育成の視点から日本の教育の問題点、特に偏差値、大学ブランドの打破を熱く語られました。本学園の教育方針にも合致するところがあり、多くの勇気をいただきました。改めて「情熱・熱意・執念」「年齢ではない」をひしひしと感じることができました。

成人を迎える60期生の皆さんおめでとうございます。
センター試験、中学入試まで1週間を切りました。東京大学では受験生・見学者が記念写真を撮っていました。体調に留意して臨んでください。


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