学校ブログ

校長通信

2学期期末考査 第79号

2020/11/26

カリキュラム

本校数学科の大槻先生がオンラインでの研修会で発表をされました。本校が導入しているAI型ソフトの活用事例発表です。GIGAスクール構想が進む中、全国の教育委員会、各校のICT教育担当者の方が多数参加され、そこで本校の授業の様子や効果を説明いたしました。私のところにも多くの方から反響がありました。
東京の麹町中学校での活用が全国的に有名ですが、本校2年生では違った活用を行っています。研修会ではご参加の先生方からたくさんのご質問があり、大槻先生は誠実にしっかりと受け答えをされていました。この経験を活かして一層いい授業を模索してほしいと思います。



2学期期末考査が始まりました。高1・2のGTECの関係で今年度は11月下旬スタートの考査としました。高3生にとっては高校最後の定期考査になりました。悔いのないよう頑張ってください。
教育心理学の言葉に「特恵効果」があります。苦手な分野で悩むより得意とする分野を活かしたほうが、また、得意科目を伸ばせばいつの間にか苦手科目も改善され、全体的な成績の伸びが上昇します、というものです。学校での学習では極端にこのように進めるのは良くないのかもしれませんが、人生ではそんなことは多いかもしれません。

お笑い芸人の渡辺直美さんは「不得意なことを頑張っても、せいぜい普通程度のことができるようになるだけだ。でも得意なことを頑張れば、トップになれる。今あなたがやるべきことは、自分の得意な技を磨くことではないか」との先輩の言葉から、物まねとダンスの実力を磨きました。その後、個性的なパフォーマンスが評価され、海外でも注目されました。

是非、得意なところに目を向けて磨いてほしいと思いますし、できないと評価されたことに閉じ込められてほしくありません。自分自身で苦手と決めてしまっていることもあります。テストにおいて得意な問題から解いていくというのも、そのうちに集中力も上がり、効果的だと思います。

こんな言葉も見つけました。
It often takes more courage to change one’s opinion than to stick to it.
自分の意見に固執するより、それを変えることの方が勇気がいることが多い。


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