学校ブログ

校長通信

令和3年度 教育・経営方針④ 第15号

2021/05/06

学校経営

4回目は、生徒の確保と学校の運営です。まず、生徒の確保からです。入試広報部が中心となって生徒募集を担当しています。いかにたくさんの優秀な受験生に来ていただけるか、いくつも学校評価の指標がありますが、最大の学校評価かもしれません。中学入試では、本校第一希望と思われるA日程午前受験者数が増えました。そして、午後入試やB日程が受験生にとっては厳しい入試となりました。
高校入試では、推薦、専願者数が増え、本校を第一志望とする優秀な生徒が入学しています。

大学進学実績だけでなく、学校の方向性や教育実践、学校や生徒の目指すべき姿、育成指針を理解していただき、受験していただくことが大切だと考えています。そのために、学校からも情報提供しています。現在は、私学だけでなく国立・公立学校もこのような取り組みをなされるようになりました。公立学校と私学とは授業料の差が歴然と現存していますが、それに負けないしっかりとした教育内容に高め、選ばれる私学をめざします。

次に、学校の運営です。教育環境整備として、これまで中学校舎トイレの改修・洋式化、食堂の全面改良、防犯対策、Wi-Fi整備、コロナ対策手洗い場設置を行いました。昨年度は、創立70周年事業として校庭の人工芝化、グラウンドの土壌改良、クラブハウスの建て替えを行いました。

今年度は、現在建設進行中の新文化館に学園の総合図書館として中高の図書室を移設します。また、日本文化のクラブやマンドリン部の練習場も改善されます。体育館更衣室改良を検討する予定です。

開かれた学校つくりとしてホームページを活用しています。今年度は、グローバル探究を専用サイトとして拡充しました。そして、卒業生の活躍を紹介するサイト卒業生-母校は母港になるを作りました。ホームページでは、各学年やクラブからも発信しており、アクセス数も増えております。生徒や保護者への連絡にはクラッシーも活用しております。今年度より、欠席遅刻連絡をこのシステムからも連絡できるようにしております。

最後に教職員の育成です。昨年度後半は、ICTスキルアップに全力投球しました。「1人1台元年」に備えて、Google検定試験に教員20名が挑戦し、合格しました。ICTの研修や勉強会は継続し、できる人を広げていきます。CLILの研修は継続し、昨年未実施のアンガーマネジメント研修を行います。
コロナの影響で対面研修の出張が困難になるため、オンラインでの研修を容易に受けられるようにしました。個別の授業力や専門性向上は、校長・教頭や部長主任と相談し、目標達成できるように努めます。生徒の育成のためには、外部とつながり新たな教育へも教員のレベルアップも必要です。

生徒も先生も学校も「One Step Up」をキーワードに頑張って行きます。
今年度も皆様のご理解ご協力のほどよろしくお願いします。

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