学校ブログ

校長通信

ことのは 第52号

2022/09/08

行事

全学年に向けての漢字テストが行われました。先週は文化祭準備と文化祭モードでしたが、今週は文化祭明けから学習モードになっております。生徒たちの切り替えの速さにも感心させられます。中学校の時になかった漢字の100問テストにとまどったのかと思い、高1文理探究コースの生徒に尋ねましたら「そこそこ」のできだそうです。11月には漢字検定が校内で一斉に行われます。

話し言葉、書き言葉、手書き文字、漢字文化、辞書機能、翻訳機能など言葉に関する論評がICTの発達とともにたくさんなされます。本校においてもICT技術が進んでいるからこそ、言葉や言葉に関わる学びを大切にしていくことが重要だと思います。年を取ってきたせいか、使っている言葉の重要性を感じます。行動の一部ですからあたりまえですが、何をどのように選んで使うのか、上手下手よりもその質はどうであったのか気になることがあります。手書きすることで感じるもの、漢字で書くことで(調べることで)感じるものがあり、どのような言葉を使うのかより豊かになりたいと感じる今日この頃です。日本語の奥深さを伝える著作や文芸書を手にとってみようと思います。
日本語は「空気」が決める~社会言語学入門) 石黒圭
漢字と日本人 高島俊男
通じない日本語 窪薗晴夫


pagetop