学校ブログ

校長通信

共通テストに挑むあなたへ 第88号

2023/01/12

進路

3生65期生の共通テスト壮行会が行われ、成地常務理事より激励の言葉をいただきました。

ダルマには学年主任の先生に眼を入れていただき、先生方から注意事項や想いが述べられました。

今年は、成地常務理事と箕面勝尾寺に参詣し、祈願をしていただきました。説法の中で、自らの存在、まわりの人々、ものに感謝することで自らがひたむきに努力することができ、願いをかなえることができると教えていただきました。その中で、「雲雀丘学園高等学校第65期生314名、既卒生40名の試験合格」を高らかに念じていただき、私たちも心を込めて読経しました。そして「勝ちダルマ」を授かってきました。「勝ちダルマ」は勝尾寺が古くより伝えてきたものです。「勝つ」とは他者を負かすことではなく、転んでも起き、転んでも起き、己に打ち勝つ「七転び八起きの精神」と勝運信仰の歴史が一体となり形を成したものです。

私からいいたいことは、「どの学校の生徒よりもしっかりと準備をしてきたから、自信を持って!」です。これは元・進路部長の高橋正樹先生が、壮行会で話された言葉です。
みなさんは、みんな違う。おかれている状況、行きたい大学、プレッシャーのかかり方・・・。一方、みんな違うけどみんな同じ。雲雀丘の先生に教えてもらった。みんなはたくさんの先生と関わってきた。生き方を教えてもらった。愛情を注いでもらった。
また、同じことは、みなさんが雲雀丘で出会ったこと。一緒に頑張ってきた仲間だ。
「今は泣きそうになっている?」かもしれない?辛いのはあなただけじゃない。人生はこれだけでは決まらない。共通試験は大学受験の通過点。人間の価値が決まるわけではない。でも、頑張ってきたのだから、今の実力だけはしっかり出し切ってほしい。
「落ち着いて。」昨年の先輩たちもそうだった。その前も。私たちもそうだった。『点数とれなかったらどうしよう…』みんな同じ。あんまり焦るな。不安の解消のやり方はみんな違う。
忘れてはいけないことは、1週間前の自分と、1カ月前の自分と、1年前の自分を比べても受験を通して成長したということ。絶対そのことが将来に役に立つ!受験勉強が無駄だということはない。苦しくなったら自分の手を見よう。頑張りは自分の手が知っている。

最後に雲雀丘学園中学高等学校の先生全員を代表して、あなたにエールを送ります。
  「ここまでよくがんばった。最後までがんばれ!やってみなはれ!」
健闘を心より祈っています。

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