学校ブログ

校長通信

ようこそ 第2号

2023/04/05

行事

4月1日に中学新入生セミナーを行いました。クラス発表と私からのお話と担任/学年団の先生の紹介を行いました。教頭先生より入学式の流れの説明と音楽科教員の指導で学園歌の練習を行いました。最初は緊張した面持ちでしたが、時間が経つにつれ、笑顔は増えてきました。その後、高校校舎で、中2生による学校の紹介プレゼン、担任の先生などからタブレット渡しや設定などが行われました。

お天気が心配ですが、7日の入学式を楽しみにしています。

私の講話をしっかりと聞いてくれ、大きな拍手で気持ちを表してくれました。以下要旨です。

71期生173名のみなさん、入学おめでとう。入学式が6日後になりました。今日は気持ちの大きさを拍手で表しましょう。今の気持ちを拍手で教えてください。生徒のみなさん、いろいろな気持ちが混ざっているとおもいます。保護者のみなさまには、子ども達の入学の3日後や1週間後や1ヶ月後と機会を見て、気持ちを聞いてあげてください。生徒のみなさんも「あっ、心配してくれているんだ」と思って、素直に気持ちを話すのですよ。我慢する必要はなく、少しでも気になることがあったら、伝えましょう。今日はそんな複雑な気持ちが少しでも前向きになって、元気に入学式で会えればと思います。

中学受験では「中高一貫校」で成績が低迷する人を「深海魚」と呼ぶそうです。成績が落ち込み、浮上しない生徒を言います。いったん成績が低迷すると本人の気持ちは落ち込み、勉強や部活にも消極的になります。この深海魚になるのに、「入学試験の成績」は関係しません。「実力以上の学校に入学したから」これも関係ないです。やる気がでない、学習習慣がない、ゲームやネットにはまる、親子関係、思春期の気持ちのねじれ、やっかいな問題です。
これまでは、テストでいい点を取るために、塾でのクラスが落ちないようにと「~するために勉強してきた」「~にならないように勉強した」しなければならないだったかも知れません。勉強すれば楽しいこともいっぱいあったと思いますが、しょうがなくやっていたこともあったのであれば、これは、心が縛られていたのだと思います。「勉強を頑張らないと中学校では、悪い点を取るよ。ついていけないよ。勉強は大変だよ。」と、これもまちがっていません。そのように言われて、いやいや勉強するならばやっぱり心が縛られています。心を前向きにして、心を解放して入学式に来てください。これをコップを上向きにするといいます。コップが上向きの人はどんどん水がたまっていくのです。

この学校で6年間マラソンのように着実に走って成長しましょう!心配しなくていいです。走るのはみなさんですが、一緒に走る仲間173名がここに座っています。そして、前に行ったり後ろに行ったり、方向を示してくれたり、ヒントをくれたりする一緒に走る先生方がいます。では紹介します。

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