
校長通信
卒業生から 第57号
2025/10/13

50期生卒業生より本とカレンダーをいただきました。本は『安心感が子どもの心を育む』(東京大学院教授 遠藤俊彦著 小学館)副題にアタッチメント入門講座とあり、保育の場面での具体的な実践を取り上げられているようです。
この卒業生の方は、挿絵をを担当されました。ページに親子や子どもの表情の挿絵が描かれています。幼稚園の先生をしながら、保育雑誌などから依頼があり、イラストを担当されていました。さすが、現職の幼稚園の先生だと感じます。
また、柴犬をあしらった2026カレンダーには、様々な表情豊かな子犬たちが描かれています。柴犬を2頭飼い始めたのもあって、昨年から自費で作成して、SNSやマルシェでの手売り販売をされているそうです。
私は中学校だけの担任でしたが、気にかけていただきありがたいです。中学生当時から絵が上手で、体育大会の旗も担当してくれました。芸術大学を卒業後保育士になって、勤務を継続しながら大学院にも通い、修士課程も取得されました。本業と並行してイラストの依頼が時々あるそうです。
雲雀丘は、デジタル教育にも早く取り組まれていたので、小学校の時にすでに自由に触れるMac(ゲームが出来ただけでしたが、操作方法は学べました)があったことは革新的であり、現在でもパソコンを触るときのベースは小学校のときに作られていたのだと感じます。
と教えてくれました。
いろいろな才能を持つ生徒たちが雲雀丘でいろいろな刺激を受け、社会に出て活躍されている姿を見るととてもうれしいです。その分野がいろいろな分野にわたること、これも驚きで、生徒たちの可能性は私たちの想像をはるかに超えています。技術革新が起こりもっと社会の変化が進む中で、先端だけでなく伝統にもアナログにも活躍される方がたくさん出てくると思います。学校の多様性も感じているところです。