校長通信
新たなスタートに向けて 第101号
2026/02/26
専願新入生ガイダンスを行いました。みなさんとここでまた会い、一緒に拍手ができ、とてもうれしかったです。中学と同じく「うさぎとかめ」を話しました。振り返られるように校長通信に書いておきますと言いましたので、少し紹介します。
みなさんの周りの人はそれぞれいろいろな人があると思います。専願合格して気の抜けて遊んでいる人、それを防ぐごうとたくさんの宿題を入学前に高校からもらっている人、公立高校入試に向けてがんばっている人、それを横目に遊ぼうと誘ってくる人、だらけたムードにならないように指導される中学の先生、中学校生活の最後を大切にしようとしている人・・・(ガイダンス前にインタビューしました。予想通りでした。)
雲雀丘の1年生になるみなさんには、高校生としていいスタートを切ってほしいと思います。悔いのない高校生活にしてほしいので、私を含め4人の先生からお話しします。よろしくお願いします。
皆さんは、「ウサギとカメ」の童話を知っていますか?童謡も有名だと思います。
ウサギは足が速いのが自慢で、歩みののろいカメに「世界のうちにお前ほど歩みののろい者はない。どうしてそんなにのろいのか」とからかいます。バカにされたカメは「それなら、向こうの小山のふもとまでかけっこで競争しよう」とウサギに競争を挑みました。スタートすると、案の定、ウサギはぐんぐんリードを広げ、カメの姿はすっかり見えなくなりました。そこで、ウサギは「どんなにカメが急いでも晩までかかるだろう」と安心して一休みして、居眠りしまいます。その間に、カメは着実に歩みを進め、ウサギがはっと目をさました時には、カメは山のふもとのゴールに到着していました。そして、やっと到着したウサギに、カメは「あんまり遅いウサギさん、さっきの自慢はどうしたの」とからかいました。
というお話です。カメがウサギに勝つという信じられない話ですが、昔から、なぜ、カメが勝ち目のない競争をしたのか、私はとても不思議に思っていました。でも、ある人に教わってわかりました。
カメは、「ウサギはウサギ、自分は自分。ウサギとの競争は考えないで、マイペースでとにかく山のふもとのゴールを目指そう。」そう考えたのだそうです。 カメの目標は山のふもとのゴール、目的は自分との戦いに勝つことでした。 カメは、目標を定めて、全力をあげて必ずやり遂げることを繰り返すことで、夢を実現しようとしていたのです。雲雀丘学園中高等学校の校是「高志・自律・努力」が表れています。
皆さんへのアドバイスです。この時間を無駄にするな。部屋や机の掃除もしましょう。目標をはっきり立てて挑戦してみましょう。目標は何か?高校で見つけましょう。まず、入学式までの目標を立てましょう。そのヒントを次に話す先生方が教えてくれます。
「目標を定めたら、全力をあげて、必ずやり遂げよう」今は遅くても、カメのように、挑戦しようと目標を定め、全力をあげてやり遂げてみると、夢は思い続ければ必ず叶う、ということが実感としてわかるようになります。雲雀丘にはそんな人がたくさんいます。
6週間後、中学生活をやりきって、成長したみなさんに入学式で会えることを楽しみにしています。
保護者の皆様へ
71期生の皆さんの入学を楽しみにしております。高校卒業の時には18歳。成人です。自分の力で生きていける力をつけて卒業してほしいです。「親からの自立」と「進路実現」が大きなテーマです。その中で親子関係はとても重要であり、学校と保護者が信頼関係の中で子ども達を育てていく機会と考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
