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図書室 降水確率50%とは?

2018/09/28

図書室から

 今日はこんないい天気ですが、又週末にかけて近畿地方にも台風がやってくるようです。先日の21号のこともあり「早めの対策を」とニュースでも呼びかけています。そんな天気予報で必す耳にする「降水確率」このパーセンテージをどんなふうにとらえていますか?

降水確率50%は五分五分か/村山貢司(化学同人)

 50%ってどういう意味の確率?降るか降らないか半々ってこと?じゃあ降らない方にかけで傘はいらない、でももし降ったら・・。何かもやもやする。そんな人のために天気予報の様々なことを解説してくれる1冊。

 結果から言うと降水率とは「対象とする予報地域の全体」で「1ミリ以上の雨が降る可能性」を示したもの。(1ミリの雨とはシトシト降り、地面がすっかり湿る程度)予報地域全体ですから条件により、雨の降りやすい地域と降りにくい地域があります。20%でも山沿いなら降る可能性が高い、とか。より確かな情報にするためには、その場所の条件も知っておけばいいようです。

 日本では朝から晩まで気象情報が放送されています。一時雨と時々雨、どっちが長い?週間予報はいつまで信じる?など天気予報の見方をもう少し知っていると、より有効活用出来るかもしれません。

 もっと天気図を詳しく知りたい、自分で予報を立ててみたいという人は、 天気図の見方手引/大塚龍蔵(クライム) をどうぞ。 

 ちなみに台風に名前がついていますよね。以前は米国が人名(英語名)をつけていましたが、現在は毎年日本を含めた14カ国が用意した名称を順番に用いています。日本からは今年は、Usagi、Yagi、Tembin等の星座名があがっています。週末やってくる24号はチャーミー、ベトナムの花の名前です。

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