
学校だより
ビブリオバトル第61回
2025/09/27
図書室から
9月26日、セプテンバービブリオを開催しました。なぜか9月のビブリオバトルはセプテンバービブリオと呼ばれています。特に謂れはないのですが、セプテンバーという響きに特別なものを感じるからかもしれません。この日、実は感染症により自宅待機を強いられている生徒たちがいました。それもあって、バトラーは当初2名だけという寂しさ、司書からの声がけによって何とか+2名、計4名でのバトルとなりました。観客も少なめでしたが、自宅待機の生徒にも見てもらおうとオンラインでバトル中継をしたところ、画面の向こう側にはいつものメンバーが顔を見せてくれました。
以下、紹介された本たちです。
1 「フィッシュストーリー」(伊坂 幸太郎)中2
2 「方舟」(夕木 春央 )高1
3 「コミュ障探偵の地味すぎる事件簿夏と花火と私の死体」(似鳥 鶏)高2
4 「小説 天気の子」(新海 誠)高1
紹介本が少ないときは質問を多めにしています。1冊1冊にみんなたくさん質問をしていました。その双方向のやり取りの中で、バトラーの意外な一面が語られたり、聴衆の読みたい気持ちが変化したりします。そんな密度の濃い今回のバトルのチャンプ本は「方舟」(夕木 春央 )でした。ビブリオバトルではお馴染みの本ですが、紹介したバトラーは「今まで色々な本を読んできて、初めて読んだことを後悔した本です。でも、一人でも多くの人に読んでほしい本です」と語ってくれました。本当に人気のある本です。
探究ゼミ「ビブリオバトル」次回は10月下旬を予定しています。
※後期から受講した皆さんはclassroomへ招待しています。承認を押してください。