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2015年05月29日

Academic Summer 2015 のご案内

 さて、今年度も”Academic Summer”の季節がやってきました!
 これは、雲雀丘学園独自の高大連携講座です。今から3年前、理系学部志望の生徒を対象にして、鳥取大学において行われました。
 今年で4年目になり、「実施大学」「対象学年」「参加人数」を拡大して実施する運びになりました。
 ”Academic Summer”について、今週から来週にかけて、各学年で日程・対象学年・人数をお知らせします。募集は後日発表です。以下に、今年度予定大学掲載しますので、ご一考下さい。
 
 鳥取大学・湖山キャンパス(地域学部・工学部・農学部)
 鳥取大学・米子キャンパス(医学部)
 徳島大学・常三島キャンパス(総合科学部)
 徳島大学・蔵本キャンパス(医学部)
 森ノ宮医療大学・南港キャンパス(医療系)
 同志社大学・今出川キャンパス(文系・史学系)
 京都大学・吉田キャンパス(生命系)
 大阪市立大学・阿倍野キャンパス(医学部)

2015年05月23日

高3学年懇談会

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本日、高3学年懇談会が行われました。
校長先生にご挨拶を頂いたあと、進路の方からも来る大学受験に向けて、進路決定のポイント、多様化する大学入試制度、そして入試スケジュールなどについて講演を致しました。
保護者の方々のご参考に、わずかなりとなれば幸いです。
他に、奨学金制度について、そして学年より受験に向けての日々の生活や心構えについて、お話がありました。

これまでコツコツと頑張ってきた高3生たちの夢が、ひとつでも多く叶うように、3月まで進路指導部一丸となってサポートして参ります。

2015年05月17日

東京大学見学会 その3

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日曜日は朝から本郷キャンパスでおこなわれている「第88回五月祭」の見学をしました。相変わらず人は多かったです。模擬店やイベントなどもやっていますが,生徒はさまざまな分野の学術研究発表の企画に足を運んでいました。医学部のM2企画や農学部水圏の東大水族館,なるほど体感!サイエンスショー@本郷,工学部の近未来体験2015,言語学喫茶など知的好奇心をくすぐる企画が数多く出展しているのは,東京大学の魅力でもあるように思います。

この見学会に参加してくれた生徒が,今後の学校生活に生かせるような経験をしてくれたことを期待しています。帰りの新幹線で感想を書いてもらいましたので,近いうちに紹介できればと考えています。

2015年05月16日

東京大学見学会 その2

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本郷の宿舎に移動して,夕食を一緒にとりながら56期生を中心とした在京の卒業生と座談会をおこないました。今年は高校生が少なかった分,自分の聞きたかったことが聞けたのではないでしょうか。なぜ,関西ではなく東京の大学に進学しようと思ったのか,来てよかったことや困ったことは何か,古文や化学,歴史,数学などの科目をどのように勉強したらよいのか,いつから受験を意識して勉強を始めたかなど多岐にわたって質問をしていたようです。1年生からは,文理選択があるので,それをどんな風に考えたらいいのかと聞いている生徒もいました。卒業生たちは年齢が近いこともあって,丁寧に答えてくれたように思います。中には高校時代の教材を持ってきて,説明をしてくれた卒業生もいました。2時間ほどの座談会でしたが,有意義な時間を過ごしてくれたことと思います。

東京大学見学会 その1

週末の授業が終わってから,高校1年・2年の生徒6名とともに,東京大学の見学会に行ってきました。昨年度は授業を抜けて行きましたが,1学期中間考査が近いということで,土曜日の授業を受けてからの出発となりました。そのため,今回は明治大学の見学は割愛し,東京大学の見学だけに絞りました。

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14時発の新幹線で駒場キャンパスに着いたのが17時でした。ここで東京大学の学生3名に迎えてもらい,図書館などキャンパス内を案内してもらいました。特に教養部のある駒場Ⅰキャンパスから工学系研究科のある駒場リサーチキャンパスに移動し,研究室に入れてもらって研究の話をしてもらったのが印象に残ったようでした。今年,北大から東大の大学院に進学した学生は,研究を本格的にするために東大で学ぶ必要があったと話をしてくれました。また,去年も協力してくれた学生の「高校生では個人で勉強しているが,大学やその先ではいろいろな領域の人とコラボすることが多くなる」という言葉には大きくうなずいていたように思います。

高1保護者会 進路指導部の報告

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 最初に、校長先生より挨拶がありました。「あいさつの重要性」と「予復習の大切さ」、また、これからの本校での学校生活を通して大きく成長してほしいと、激励の言葉がありました。
 続いて、進路指導部守本先生から、「進路指導の現状と課題-今、何をなすべきか」ということで進路指導部の活動や合格実績について話がありました。
 今年度の国公立大学の実績が、100名を越えました。その中で、AOや推薦入試の合格者が16名いました。ただ、AOや推薦入試は、「自分が何をしたいのか、勉強して学びを深めたいことは何か」ということが明確な生徒が挑戦する入試であると話されました。そのために、本校ではアカデミックサマーやサントリー先端科学実験教室など、大学や研究機関と連携したり、1-day Collegeや夢ナビライブなど大学の学びを経験できる機会を設けていると説明されました。それに参加して、自分のしたいことを見つけられるようにして下さい。
 最後に、家庭は癒やしの場です。子どもたちそのままを見て、認めてあげてほしい、結果だけを見て一喜一憂するのではなく、そこまでの過程を通して子どもを見るようにしてほしいと伝えられました。
 保護者方も、熱心にメモを取ったり、時折笑いが起こるなど、和やかな雰囲気で進路についての報告を聞いておられました。30分でしたが、本校の進路方針・指導の方向性を理解していただけたと思います。

2015年05月02日

難関大プロジェクトチーム始動開始!

 去る5月2日に、谷川先生(化学)をチーフとする難関大プロジェクトチームが、難関大学を志望する生徒達に向けて、プリントを配布し、これからの心構えや過ごし方をアドバイスしました。
 本校の進路指導部の目標は、「すべての生徒の”進路指導の満足度”100% を目指す」である。模擬試験の偏差値が70以上の生徒から40未満の生徒まで幅広いが、それぞれの生徒に強みがあり、また弱みもある。その強みを活かし、弱みを改善していく事を通して、それぞれの生徒の個性に応じた、志望を大切にした進路実現を図る事を旨としている。
 このようなタイトルを出すと、雲雀丘学園は難関大学を志望する生徒だけを大切にしていると受け取られるかもしれないが、ここ何年も偏差値が40前後の生徒が国公立大学に合格していった事からもわかるように、成績不振で悩んでいる生徒ほど時間を掛けて対応してきたつもりである。彼らが後輩のために送ってくれたメッセージから、本校での指導に満足してくれたことが伺える。しかし、成績不振のままで志望通りにならなかった生徒もいるのだから、まだまだ、十分ではないのだが・・。
 一方、自ら進んで学習している成績の上位者に対しては、生徒の自主性に任せきりになりがちなところがあった。そこで、数年前から本校の教員でチームを作って、個別指導を始めていたが、まだまだ十分には機能していなかった。また、難関大学受験指導では各大学に応じた専門的な視点が必要なこと、総合力が求められるので各教科の連携が求められる事から、難関大学受験を指導してきた教員(国語、数学、英語、理科、社会)からなるプロジェクトチームを編成した。いよいよ活動開始する。成績上位の生徒にも、きっと満足してもらえる1年になると信じる。
 本校の全教員が、それぞれの得意とする分野や領域を基に、教員の個性をも最大限に活かし、幅広い学力層の生徒に対して同じように思いやりを込めて指導していくことで、全国的に見て、きわめて少ないと思われる「成績上位層から下位層まですべての生徒の進路実現を目指す私立学校」になりたいと思っている。
 道は果てしなく険しい。しかし、その道を歩いて行く事が幼稚園、小学校も併設している雲雀丘学園中学校・高等学校の進路指導だと思う。
 また午前中には、学園小学校の保護者対象で、内部進学の連絡入試説明会があった。
 ぜひ、多数の本学園小学校の生徒の皆さんにも進学していただきたい。本校の教員が、生徒の皆さんの可能性を引き出し、成功体験を積み重ねていくお手伝いをいたします。