学校ブログ

進路の部屋

先輩はこうした-8-雲雀で描こう自分の未来ーLife Design Builiding at Hibari

2020/05/14

ライフデザイン

 卒業生の体験記を紹介します。大学が提供する講座に出席することで学問との新たな出会いがあり、それを自らのライフデザインにつなげていった先輩です。いまだ外出自粛要請が続く中でも、オンラインで様々な取り組みがなされていますので、ぜひ調べてみてください。

【大阪大学 基礎工学部】【一般入試】 (選抜特進 男子)

 私は雲雀に入学した時には、薬学部に行きたいと思っていました。しかしその理由は薬剤師になれば将来安泰だという何の根拠もない言葉に釣られてのことでした。しかし、高2の時に先生に面談で本当に薬学部に行きたいのかと聞かれてからはどこに行きたいのかを考える日々が続きました。そんな時に枠が空いているという理由で申し込んだ阪大基礎工学部の情報科学科のラボツアーに行き、そこで『コンピュータで生命を探る』というものを受けました。高校では独立して習う情報と生物の範囲がつながっているということに感動したのを今でも覚えています。

 そこからは情報系の学部を目指して勉強を始めました。高3のときには京大も狙えるのではと京大も視野に入れつつ勉強してきましたが、国語が難しいのと情報系は人気があるということで大学名よりも学部学科にこだわる自分は阪大を目指すことにしました。今思えば、京大の数学を解くことにより阪大の数学は比較的手が付けやすいと前向きに頑張ることができたので、阪大を目指す人も京大の問題を解いてみるべきかもしれません。

 ちなみにですが阪大には工学部と基礎工学部があり、そのどちらにも情報系の学科があります。キャンパスが違ったり履修内容も少しずつ違ったりするので、よく調べて決めましょう。

 そしてこれは今となっては笑い話ですが、理学、工学部には第二希望まで学科志望を書けるところが多いです。基礎工学部も例外ではないのですが、当時の私は何を思ったのか第二希望を書きませんでした。そしてその後合格発表日まで後悔し続けました。結果的には受かったので良かったのですがおすすめはしません。

 この学校では、先生や友達に分からないことを聞くと親身になって答えてくれるので、学校を利用しない手はないと思います。皆さんも周りの人にアドバイスをもらいつつ、もちろん最後は自分自身が決めた進路を実現できるように頑張ってください。応援しています。


[ 体験記を書いてくださったあなたへ】

数学での独創的な発想に驚かさせられる場面が多々ありました。大学でもその力を発揮して下さい。

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