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選考方法を知ろう7-国公立大学の学校推薦型選抜②―】

2020/06/29

大学入試

前回に続き、学校推薦型選抜についてさらに見てみましょう。

国公立大学の学校推薦型選抜は、私立大学に比べて募集人員が少なく、出願条件のうち「学習成績の状況4.0以上」など厳しい成績基準を設けている大学が多く見受けられます。また、1高校からの推薦人数が制限される場合は、出願前に学内で選抜が行われる場合もあります。さらに、国公立大学の場合は、大学入学共通テストを課す場合と課さない場合の二つに大別され、その入試日程も大きく異なります。

大学での試験は様々ですが、2021年度入試からは、小論文など受験者自らの考えに基づき論を立てて記述させる評価方法のほか、プレゼンテーション、口頭試問、実技、教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績、共通テストなど、学力を確認する評価を実施することが必須となっています。すでに「面接」「小論文」を課すという大学は多く、口頭試問を含んだ面接や、学科に関連した専門的知識を要する小論文が課されることも珍しくありません。それが選考が厳しいと言われる由縁です。しかし、しっかりと準備すれば、恐れる必要はありません。大学への入学資格を得る方法の一つとして、ぜひ挑戦してほしいと思います。


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