学校ブログ

進路の部屋

いちばん成長するとき

2024/01/20

共通テストから1週間が経ちました。自己採点の各社リサーチ結果も、高3生の皆さんに渡されたことと思います。

昨日は、校長、教頭、高3学年団、進路部による出願検討会議が行われました。この会議は、これから始まる国公立大学の出願に向けて、受験生一人ひとりの出願先を検討するものです。

国公立大学の入試は、「共通テスト」と「各大学ごとの個別試験」の点数の合計で合否が決まります。共通テストと個別試験の点数の比率、受験科目は大学によって異なりますので、共通テストで取れた点数をもとに、個別試験では何点(何割)以上取れば合格できるのか、丁寧に見ていきました。年によって難易度や倍率に変動はありますが、各大学、昨年までの入試結果が出ており、個別試験で必要とされる点数(得点率)は、比較的正確に出てきます。

一人ひとりの共通テストの結果とデータを突き合わせての検討はシビアなものです。でも、話し合いの過程で大事にしているのは、どうしたら受験生一人ひとりの希望をかなえてあげられるか、力を引き出してあげられるか、最大限に学力や人間力を高めて卒業させてあげられるか、ということです。

昨日の会議は5時間以上に及びました。

今後、高3生の皆さんには、各担任から、この会議の結果をふまえたアドバイスが伝えられることと思います。生徒の皆さんにとっては聞きにくい話もあるかもしれません。でも、それは上記のような過程を経た結果であるということを受け止めて、自分の将来を前向きに考えてほしいと思います。

出願する前に、必ず受験大学の過去問を解いてみてくださいね。進路指導室には各大学の赤本がそろっていて、貸し出しもできます。

また、最近はWEB上で閲覧するものが多くなっていますが、進路指導室には大学ごとの資料も置いてあります。大学案内や募集要項などをじっくり見たいという人は、気軽に申し出てください。

これから卒業までの日々が、高3の皆さんにとって、人生でいちばん成長する時間になるよう、進路部も力を尽くします。

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