
進路の部屋
<受験体験記> 徳島大・医・医(前期)
2025/04/14
徳島大学・医学部・医学科(前期) 67期一貫探究コース
私は、徳島大学医学部医学科に一般入試で合格しました。
受験を通して実感したのは、「一生懸命取り組んだことは、何事も決して無駄にならない」ということです。
中学時代、水泳部に所属し、毎日の練習等を通じて体力や精神力が鍛えられました。そして目標に向かって努力を続ける大切さを学びました。また、資格取得のために勉強し、学力の基礎を固めました。この時に得た自己管理能力と基礎力は、その後の受験勉強にも大いに役立ちました。
高校では、定期テストや塾のテストを中心に勉強を進め、順位を上げることを目標に努めました。最初はなかなか成果が出ず悩むこともありましたが、少しずつ結果が出て、日々の積み重ねの大切さを実感しました。この時に受験勉強では、集中力や隙間時間の活用が重要だと学びました。学業以外では、高校1年から2年にかけて友人と協力し、課題解決に向けて探求プロジェクトに取り組みました。
ボランティア部では、社会貢献の喜びを知り、視野を広げることができました。これらの経験は、広域的な視野と多角的な視点を持つ重要性を教えてくれ、受験勉強の心の支えにもなり、推薦の資料作成や医学部の面接の時にも大いに役立ちました。
繰り返しになりますが、興味ある活動を一生懸命するなら、結果的に無駄なことは一つもありません。本領を発揮すべき重大な時に、今までの全ての行動がそこに現れると思うからです。受験に向けてまだ時間がある学年の人は、勉強だけでなく、部活動や社会活動にも積極的に参加してほしいです。それが成長につながり、結果受験に向けた力となります。
また、受験が迫っている人は焦ることなく、これまでやってきたことを信じ、その時にできることを考えて具体的な行動をしてください。受験は決して楽ではありませんが、その過程でも得られるものや学びが必ずあります。最後に、支えてくれた先生方、友人、家族に心から感謝します。同じような進路を考えている人がいれば、気軽に質問してきてください。少しでも力になれたら幸いです。