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部活を頑張ってきた人へ〈受験体験記〉

2025/12/19

大学入試

大阪公立大学・商学部(前期) 合格

私は高校3年の夏まで硬式野球部に所属しており、引退するまでは野球に集中していたので、本格的に受験勉強を始めたのは夏休みからでした。そんな私ですが部活動に励みながら文武両道を目指して過ごした高校3年間でやってよかったことを紹介します。

1つ目は早い頃から第一志望の大学を決め、その目標を諦めずに追いかけ続けることです。

私は第一志望の大学を高校1年生の秋頃に決め、それを目指して高1、高2の間はできる範囲でコツコツと、高3の夏まではしっかりと意識して部活動に支障が無い程度に勉強を積み重ねました。その結果、最後までその目標を追いかけ、達成することができました。

2つ目は夏休みを頑張ることです。

私は他のほとんどの生徒より部活の練習も多く、毎週試合が入り、さらに引退も遅く、受験勉強が本格的に始まった時には大きな差が開いてしまっている状態からのスタートでした。

しかし、私の経験から夏休みの頑張り次第では追いつき追い越すことは十分可能だと思います。毎日計画をたてて、それをルーティン化することで怠けずに勉強することが大切です。その中で私のような運動部の人は突然体を動かさなくなるとしんどくなったりする人もいると思います。私は1日1回30分程度のランニングも計画の中に入れていました。これで勉強の効率も上がったと思います。人それぞれ自分にあった息抜きを取り入れることの必要性を感じました。そしてこの夏の頑張りのおかげで合格できたと思います。

3つ目は、朝から勉強することです。

部活を頑張っていた人に足りていないのは時間です。私はそれをカバーするために高校2年時は朝早くから学校で勉強し、受験生になってからは毎朝早くに起きて朝から勉強に取り組みました。おすすめなのは共通テスト終了後学校に行くことがなくなってから2次試験までの1ヶ月半、朝から学校に来て勉強することです。私は同じ部活の仲間と毎朝登校し1ヶ月半継続しました。また、そうすることで友達と話すことができ、進学先が決まっていない不安と向き合えました。この期間の講習を上手に利用することも大切です。

在校生へのアドバイスは何事もやりきることです。部活も勉強も中途半端では何も得られないと思います。果てしない受験勉強を乗り越えた私は高校入学前と比べ大きく成長できました、是非頑張ってください。

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