学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.19(36期)46歳の受験

2021/09/25

昨春、上の息子が浪人することになり、酒を飲んだ勢いで「私も大学受験に挑戦する」と言ってしまいました。共通テストを受験するには卒業証明書が必要ということで、昨年9月、卒業証明書を取りに26年ぶりに母校を訪ねました。当時の恩師で今も現役で教壇に立たれている板倉先生とお会いし、その流れで恩師の政経の授業を、現役高校生と一緒に教室で受ける羽目になりました。経済の単元で、「橋本君、この著者はだれですか?」と急に当てられ、クスクスと笑いがおきるなか汗だくで「えっ、マルクス?」と答えてからもう一年が経ちます。

まず主役の浪人生の長男ですが、現在DR学部に通学しています。


脇役の私ですが、共通テストは報告に値する内容ではありません。


現代社会からスタートしましたが、続けて受けた地理Bで頭の中が真っ白になってしまい、昼からは放心状態でした。最近仕事でもあのような経験はなく、試験を甘く見ていたと反省致しました。

それから21日にKS大学S学部を受験しました。結果は合格最低点に約10%足りませんでした。

私の出身大学である近大を受けたとしても落ちていたと思います。

次男はKW大へ進学がほぼ決定しているため、今我が家の子どもで受験生はいなくなりましたが、私は引き続き勉強を続けています。

長男の浪人をきっかけに始めた勉強を続けていくうちに、私の中にいくつかの思いが沸き上がってきまして、今年は私が浪人します。

記憶力や瞬発力が落ちている状態で、仕事をしながら10代のスプリントレースに参加することは、相当無理があることと理解していますが、高校の時に勉強をしなかった自分自身に対する反省や悔しさを払拭したいという気持ちが強く、一定の結果を残すまで続けようと思っています。

出来の悪い生徒で申し訳ないですが、引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。

雲雀の皆さん、お互い頑張りましょう!

課長 橋本久史(1994年卒業、36期生)

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