
卒業生~母校は母港になる
No.113(36期)30年ぶりの柔道部訪問
2025/09/01
お疲れさまです!中学・高校で柔道部に在籍していた1994年卒、36期生の山下昌一です。
先日(2025年8月中旬)、帰省したタイミングで一年後輩の阪上雄一さんに誘われ、稽古に参加させていただきました。30年ぶりの訪問です。教官室から道場のドアを開けると、男子と女子の黒帯や白帯の選手たちがぞろぞろとウオーミングアップしています。宝塚市内の学校で柔道部がかなり減ったと聞いていたので、びっくりしました。
我々の恩師である平太義教先生が勇退され、現在は岡本一樹先生が指導されています。先生方、部員の皆様、柔道部を続けていただきありがとうございます!
私自身、ふだんは柔道から離れてしまっているので休憩を入れながら、組み合って投げる稽古にも入りました。途中で、寝技の返し技の一つを説明する機会もいただきました。部員の皆さんは手を挙げて技の質問をしたり、「お願いします!」と当たりに来たりして元気でした。

(写真:岡本先生(中央)、阪上さん(右)と稽古後に記念撮影)
雲雀らしい粘り強い柔道のスタイルも健在です。私が高校生の時は日々の稽古で精一杯でしたが、部員の皆さんは「強くなりたい」と言葉に出し、道場の壁にそれぞれの目標を掲げています。当時の自分もこれぐらい自分で考えながらやっていたらなあ、と感心するばかりです。
さて、私は大学卒業後、新聞記者やイギリスの大学院への留学、ロンドン・オリンピックの短期の仕事などを経て、現在は在日オーストラリア大使館の広報文化部で、SNS(インスタグラムなど)を使った情報発信と動画制作を担当しています。日本の皆さんに、オーストラリアのことを好きになっていただけるようなコンテンツを発信しています。

(写真:大使館の同僚と大阪・関西万博まであと100日の投稿写真)
お時間のある時に、大使館のSNSを見てみてください。
社会人になってから転勤や転職がたくさんありましたが、いろんな場所で柔道の練習に参加したり、子供たちを教えたりして人とのつながりを広げてきました。こんな経験をもとに今の部員の皆さんに「いいことあるから、ぜひ柔道を続けてくださいね」とアドバイスしました。
あとになって、阪上さんがぼそっと言います。
「先輩、それ、他のスポーツでもおんなじですよー」
確かにそうですね。高校時代の時と変わらぬ突っ込みをありがとう。
雲雀の生徒さんにはそれぞれの部活など、がんばってほしいですね。
山下昌一 (36期、1994年卒)
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