学校ブログ

卒業生~母校は母港になる

No.122(54期)応援

2026/06/06

私は中学受験で雲雀丘学園に入学し、中学・高校の6年間を過ごしました。在学中はずっと水泳部に所属し、今でも仲のいい友達にも恵まれました。部活動を通して多くのことを学び、仲間と共に過ごした時間はいまでも大切な思い出です。 

雲雀での生活の中で特に印象に残っているのは、高校3年生の大学受験前の時期です。当時は廊下に置かれた机でよく自習をしていました。受験勉強で不安や焦りを感じることもありましたが、そのたびに先生方が声をかけてくださり、励まし、応援してくださいました。授業で教えていただいている先生はもちろん、授業を担当してもらったことがない先生たちも声をかけてくれ、受験前に応援のお手紙をくれた先生もいました。退職後、先日お亡くなりになったと聞き、もう会えないと思うとさみしいですが、その手紙はいまも実家に飾っています。 

冬場の寒い時期に、そこで勉強している生徒たちのために急遽ヒーターを設置してくださったことも覚えています。生徒の頑張りを多くの先生方が見てくださり、応援してくださる環境が本当にありがたく感じられました。私たちの頃は団らん用の廊下のテーブルでしたが、いまでは当時私たちが勉強していたその場所がしっかりとした自習スペースとして整備されているのを見て、この場所を作ったのは自分たちだとちょっと誇らしく思う部分もあり()、多くの先生方に支えられながら勉強していたことを思い出し、とても懐かしく感じています。こうした雲雀での経験から、「将来は自分も誰かを応援できる環境で働きたい」と考えるようになりました。 

現在は、大学生の頃にアルバイト講師として勤務していた個別指導シグマ(株式会社夢工場)に入社し、教室長として一つの教室を任されています。生徒一人ひとりの成績アップや志望校合格など、それぞれの目標に向けて日々一緒に頑張っています。私の教室には数年前の卒業生が今でも遊びに来てくれたり、卒業生のご兄弟の入会相談をいただいたりすることがあります。「卒業しても遊びに行きたいと思う場所がある」「兄弟や何世代にもわたって通っていただける」という点は、どこか雲雀丘学園にも通じるものがあるように感じており、とても嬉しく思っています。 

最近は塾関係者として学校説明会などで母校を訪れる機会もあります。そのたびに懐かしい先生方とお会いし、思い出話に花を咲かせています。中学時代の部活動顧問だった高松先生とは、今ではしょっちゅう飲みに行って近況報告会を行う仲です(笑)。中学校から雲雀丘学園に通ったからこそ、今の自分があると思っています。勉強はもちろん、部活動や友人との出会い、先生方との関わりなど、この6年間で経験したことの一つひとつが今の自分の土台になっています。

在校生の皆さんには、ぜひ今しかできないことに全力で取り組んでほしいと思います。勉強も部活も学校行事も、振り返ってみるとどれもかけがえのない思い出になります。 雲雀丘学園には、生徒のことを本気で応援してくださる先生方がたくさんいます。私自身もその支えがあったからこそ、現在は教育に携わる仕事に就き、生徒たちの成長を応援する立場になりました。卒業して十数年経った今でも、母校に行けば懐かしい先生方がいて、当時と変わらない空気がある。そんな学校はなかなかないと思います。 

これからも卒業生として雲雀丘学園を応援しています。6年間(ある意味いまでも)、お世話になりました!本当にありがとうございました! 

畑澤奈央(2012年卒業・54期)

pagetop