学校ブログ

校長通信

震災から25年 第103号

2020/01/17

行事

明日より中学入試のため、休校、自宅学習日となります。今後の各種テスト予定も発表されています。中学受験、大学受験生に負けず、計画的に過ごしてください。

1月17日阪神淡路大震災の日の震災講話を行い、各教員から様々な切り口で生徒の心へアプローチいたします。講話の要旨を紹介します。

今日117日は、25年前平成7年(1995年)の午前5時46分に発生した阪神淡路大震災の日です。6435名の方が亡くなりました。神戸市街地や阪神地区や淡路島に大きな被害がありました。
阪急電車が止まってしまい、本校は4日間休校になりました。この地域では、水道やガスが止まりました。前の高校校舎はそんなにいたまず、水も出ていたので地域の方に水を配っていました。授業は1月23日から再開できました。本校39期生の高校1年在籍の女生徒が犠牲になりました。神戸市内から通学していた高入生でした。たまたまご家族からの電話を取ったのが私で、大変ショックを受けました。いたたまれず家庭訪問しようとしましたが神戸までの電車が動いていません。高校1年担任の先生とバイクで、家を探して弔問いたしました。震災は早朝でしたので寝ている時に建物に押しつぶされて亡くなったと聞きました。この震災では、多くの方が圧死による犠牲でした。
また、当時私は高3の担任でしたので生徒の大学受験が心配でした。安否のわからない生徒や避難所生活をしている生徒もいました。その生徒を探しにバイクで西宮や芦屋や神戸へ行きました。
そのあと、8年前平成23年(2011年)に東日本大震災が起きました。死者・行方不明者のほとんどの方が津波による溺死でした。先日、宮城県石巻市の大川小学校へ行ってきました。東日本大震災で大津波にのみ込まれ、児童108人のうち74人が犠牲になりました。昨年10月の裁判では学校や市教育委員会の防災体制の不備が指摘され、原告遺族が勝訴しました。裁判記録も読んでみました。裁判に勝っても子どもたち・犠牲者は帰ってきません。
2つの震災以外にも、九州でも北海道でも、広島、岡山、長野、千葉でも災害が起きており被害に遭われた方が数多くいます。
哀悼の意を込めてみなさんで黙祷をいたしましょう。
避難訓練や様々な機会を通じて中学生・高校生の間に過去の災害のことを学び、防災意識、ボランティアへの理解を高めてほしいと思います。阪神淡路大震災は、人々に大きな被害を与えました。命や夢を奪い、生活を一変させました。政府や行政の対応の遅れが批判される一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化したので、「日本のボランティア元年」といわれています。この1月17日は「防災とボランティアの日」となっています。みなさんは将来、地域や社会で市民としてまたリーダーとして重要な役割を担う人たちです。是非その自覚を持って下さい。カナエさんは9ヶ月しかこの学校に通学できませんでした。カナエさんのことをみなさんにいつかお話ししたいと思っていました。


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