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ビブリオバトル兵庫県大会2025

2025/12/15

図書室から

12月14日、全国高等学校ビブリオバトル兵庫県大会が甲南大学で開催されました。

この大会は、東京で開かれる全国大会の予選となっています。雲雀のビブリオバトルゼミは「この大会で優勝して全国へ行く!」ことを目的として発足しました。全国への道はなかなかに険しく、その目的はまだ達成されてはいません。

本校の代表バトラーは高2のOさんです。「大会に出たい人?」という呼びかけに応えてくれました。実はあまり人まで喋るのは得意ではないそうですが、出場が決まってから何度も何度も練習を重ね、様々な人のアドバイスを慎重に取り入れて、発表原稿に磨きをかけてきました。

大会当日は7~8人グループでの予選を経て、各予選のチャンプ本1人が決勝バトルへと進むことができます。今大会の参加人数は40名、その中からたった1人だけが全国大会へと行くことができます。狭き門です。

Oさんの発表は練習を重ねただけあって、今までで最高の出来でした。くじで発表順が1番になってしまったにもかかわらず、落ち着いて本の魅力を語ってくれました。閉会式でゲストの方が「ビブリオバトルは『本を通して人を知る・人を通して本を知る』こと、そこにはおのずとその人となりが表れます」と仰っていました。Oさんの発表は真面目で誠実、そして穏やかな彼女の人となりが表れた発表でした。

結果は惜しくも決勝へ進むことはできませんでしたが、決勝でチャンプ本に選ばれたのはOさんの予選グループのチャンプ本でした。「全国に選ばれる発表者に負けた」と思えば、ある種の清々しさも覚えます。

雲雀のビブリオバトルゼミ生、外部大会への参加はまだ続きます。

12/20(土) 中学ビブリオバトル京都大会

12/20(土) 全国高校ビブリオバトル読売中高生新聞大会

同日に、中学生と高校生がそれぞれの全国大会をめざして戦います。

今回の紹介本は「神様ゲーム」(摩耶 雄嵩)でした。

 

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