学校ブログ

高3学年通信

私立大学の受験に関して③

2018/12/21

私立大学の入試形態は多岐にわたります。大まかに見ると上記のようになります。

①一般入試全学部入試

全学部入試とはすべての学部の一斉入試ということです。

○○大学全学部入試となると法学部や文学部、工学部や理学部、その他すべての学部の統一試験です。

1つの試験で出願できる学部は基本的に1つです。近年では全学部の入試での合格が絞られています。

これは前回のブログでも紹介したことが理由です。全学部入試は立命館などは数日に渡って実施しており、

連日の受験が可能ですが基本的には日数は少なめです。


②一般入試学部個別

個別入試は学部別の入試ということです。大学によっては経済学部と商学部が、理学部と工学部が同じ入試

など共通の入試となることもあります。赤本や入試情報で確認して下さい。個別入試は全学部入試に比べて

合格率はやや上昇するようです。


③センター利用

センター利用入試はセンター試験の結果を私立入試に転用するものです。

先日配布したチケットを利用します。

指定された教科でセンター試験のできがよければ受験せずとも合格を手に入れることができます。

センター試験の前に出願を締め切る大学が多く(一部後出しもあり)、その得点率のボーダーラインも非常に

高く設定されています。文系関関同立ならば三教科で85%以上は必要になってきます。受験業界ではセンター

利用のことを「宝くじを買う」と言ったりもします。うまく利用すれば得することもあります。


④センター併用

近年注目されている(勝手に注目しているだけですが…)のがセンター併用入試です。

関西圏では同志社大学以外の大学が採用しています。

文系も理系も社会と理科は産近甲龍・関関同立ともにそれぞれクセのある問題が多く出題されます。

それぞれの大学に対応するのは容易なことではありません。特に関学・立命館の社会

(特に日本史)は難易度が高いです。そこでセンター試験の社会や理科の点数を利用するのです。

センターの社会を利用(併用)して、英語だけ(または英語と国語)の個別受験をするというものです。

61期生のみんなは比較的センター理科・社会の出来は良いことが予想されますので、この方式で受験をする

ことはオススメです。関西大学はセンター中期と名うって科目を2つ要求してくることもあるので注意して

下さい。近畿大学はセンターPC方式と名付けています。それぞれ呼称も異なるのでしっかり調べて自分に

あった方法で受験してほしいと思います。

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