学校ブログ

高3学年通信(66期生)

失敗は成功?

2021/02/27

今日で2月も終了しました。本当に、あっという間でしたね。まだ授業は2日残っていますが、3月に入るといよいよ学年末考査です。この一年、いや、この三年間の集大成として、頑張ってください。

いつものように終礼が終わると、帰路に着く前に皆さんは書道教室に移動しました。内部入学生の点呼が行われました。

短時間のことでしたが、名簿を確認し、必要な書類を受け取って帰宅しました。卒業式も近づき、高校生になるのもあとわずか。少し、実感が湧いてきているでしょうか。心の準備をしてください。

その点呼をしていた部屋の前に、66期書道部の作品が飾られていました。


漢字は簡単ですが、読むのが難しいですね。これで「おぐさおいつき」と読みます。陰暦2月の異名で、春を待ち望んだ草花が小さな芽を出し始める月という意味です。まだまだ寒い日々が続いていますが、明後日からは3月です。一月もすれば、もう4月ですね。暖かい季節、命芽吹く季節に向けて、皆さんも高校生としての芽を出していってください。

そして、内部生とは別に、専願者ガイダンスも行われました。

来年から66期の仲間入りが決まっている人たちが集まってくれました。対面できる日はまだ少しですが、その日が待ち遠しいですね。

さて、明日から在校生は二連休となります。月曜日は高校卒業式となっているので、皆さんは登校しません。試験勉強に励んでくださいね。明けて3月2日からは授業が残っています。最後まで頑張ってください。緊急事態宣言の解除の流れを受けて、8:30登校・50分授業に戻ることになりました。朝の時間には注意です。今日配布したプリントによく目を通しておいてください。

では、2月もお疲れ様でした。本日の日めくりカレンダーです。

上手くいかないことがあって落ち込んでしまうこともあります。そういう時、私たちはそれを「失敗」と呼ぶことが多いです。世の中では、「失敗」というとあまりよくないイメージがあるかもしれません。「失敗する自分はダメなんだ」「こんなことで失敗するなんて恥ずかしい」というふうに。

確かに、私たちが生きている限りは、どんなことでも成功すれば嬉しいものだし、いつだって良い結果を得られたら気分がいいですよね。しかし逆に言えば、成功ばかりの人は「失敗」を知りません。上手くいかないことがあった時につらい思いをしている人を、思いやることはできません。私たちが、社会という集団の中で人間として生きているその最たる能力の一つが、他者と寄り添いながら共存できるということでしょう。失敗しているから、失敗した人の気持ちがわかるのです。私たちは、失敗することに成功しているのです。自分の経験するその失敗は、確かに自分にとっては「失敗」かもしれません。でも、他の誰かと関わることにおいては、もしかしたら「成功」になっているかもしれません。


本日の配布物

・緊急事態宣言の解除にともなう対応について

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