学園ブログ

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70周年記念

2020年06月05日

中高校庭人工芝化

20200605-1.jpg もともと土であった校庭に、10年前、運動部の生徒が中心となって芝生を植え付け、手作りの天然芝の校庭を作りました。自分たちが作った天然芝の校庭で、昼休みに元気に遊んでいる生徒の姿をよく覚えています。芝生の上は涼しく、全校朝礼も快適に過ごせました。しかし、生徒たちが活動をするところは芝生がはげて土が見え、散水や養生を頻繁に行わないといけない状況になりました。また、蚋(ブヨ)に生徒が噛まれ保健室のお世話になることも多かったです。
 そこで創立70周年事業の一つとして、校庭の人工芝化が実現しました。中学校舎側にあった排水溝を西側に移動させ、校庭を少しでも広くなるようにしました。校庭のシンボルツリーであるイチョウの木は残し、これからも校庭を見守ってもらいます。一周約170mのトラック(2レーン)も完備し、走り幅跳びや三段跳びもできます。トラックの内側には毛先の長い人工芝にチップを撒き、裸足で歩いたり寝そべったりもできます。トラックの外側はテニスコート用の毛先の短い人工芝にしました。
 天然芝を剥がすとき、想像以上に根は長く強くはっていることに驚きました。10年前に生徒が植え付けた芝は雲雀丘にしっかり根付いていた証拠です。天然芝を剥がすときは一抹のさみしさがありましたが、周年事業でできた人工芝の校庭を大切に使っていきたいと思います。