2018年09月18日

ナツタンGO!

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この夏休み、中学3年生の課題に「ナツタンGO!」というものが課されました。
夏休み中、出かけた先で、気になる英語表記や気になったものの英語を調べるというものです。
中学最後の夏、彼ら彼女らが感じた灼熱の夏をプリント1枚に単語帳形式でまとめてもらいました。

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私たち大人が感じていたとは別次元の「英語プレッシャー」にさらされている生徒達です。
実は街にあふれている英語、実生活に息づく英語文化を肌で感じてくれたことと思います。

文化祭を終え、10月の研修旅行を終えたら、いよいよ中3の冬。

こうした実生活に根ざした「楽習」を通じ、机上で問題を解く力だけでなく、ホンモノの「生きる力」を身につけてほしいと思います。

(中高校教諭 今岡祐資)

2018年09月10日

中学2年生の授業より

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 ホテルでのチェックインのやり方は、ほとんどの生徒にとって、初めて親元を離れて海外で滞在するときに非常に役に立つスキルです。
 このタスクを達成するために、生徒はまず、チェックイン時に必要な語彙と言い回し(質問や答え方)について少し練習をしました。
 今週の授業で、中学2年生は、まず、ウォームアップとして、それぞれの夏休みについて生徒同士で聞き合いました。できるだけたくさんの質問をし、他の生徒にも聞いたことを元に友だちの夏休みについて説明させました。
 次に、リスニングのアクティビティーを行いました。生徒は、ホテルのフロントデスクでの会話のやり取りを聞き、ワークシートの中の欠けている言葉を書かなければなりません。そして、ペアで完成した文を読み、やり取りの練習をしました。このやり取りの中には、授業の最後には習得していてほしい、ターゲットとなる言葉がたくさん含まれています。
 最後に、生徒はホテルでのチェックインのロールプレイをしました。ホテルのフロントデスク役と宿泊客役を交代でやります。生徒ワークシートには、やり取りの中で答えを聞いて書く箇所と聞かれた時に答えるべきことを書く箇所があります。これらを終えるためには、1人の生徒が4回のロールプレイをしなければなりません。フロントデスク役と宿泊客役がありますので、授業の終わりには8回やったことになります。

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 生徒には、これらのロールプレイは、今学期末に行われるロールプレイテストの練習であると伝えました。そのことも動機付けとなったのか、一生懸命に取り組んでいました。また、私は、これらのロールプレイを楽しんで取り組む生徒の様子を見てとても嬉しくなりました。同時に、実際に生徒が初めてホテルでのチェックインを英語でする際に、今日学習した言い回しが役立つことを願っています。

2nd Year Junior High Communication Classes

Knowing how to check in at a hotel is a practical skill that will be quite useful for many of our students the first time they travel abroad without their parents.

To be successful at this task, our students need some practice, both with the kind of vocabulary they need to have to do a successful check-in and with asking and answering the questions this task requires.

In this week’s lessons, our JH2 students first warmed up by asking each other about their summer holidays. They needed to ask as many questions as possible and then report to another student what they had learned about their first partner’s summer holiday.

This was followed by a listening activity. Students heard a dialog at a front desk of a hotel and had to fill in the missing words on a worksheet. They then used the completed dialog to practice reading it in pairs. The dialog contained much of the target language that we want our students to become familiar with and use in the roleplay we would do later in the lesson.
Finally, our students did a hotel check-in roleplay. They took turns taking the roles of hotel guest and hotel front desk staff. On their worksheet, there were some questions for which they needed to get answers and answers for the questions their partner would ask them. Each student had four roleplays they needed to complete, so they did 8 roleplays with their partner by the end of class.
Students were told that these roleplays were preparation for a roleplay test they would have at the end of the term. This motivated them to work hard on the roleplays. I was pleased to see how much they were enjoying these roleplays and hope that they will use some of the language they used today the first time they really need to do a hotel check-in in English.

(中高校教諭 マット・キャスティ)

2018年09月03日

~Kids were very excited to join Sarah sensei's science world!~

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 猛暑と台風の相次ぐ中GKSの「特別プログラム」は終わりました。
今回はTheme inquiryのクラフトの英語体験学習を振り返ってみます。
第1タームのテーマは“Math&Art”、第2タームは"Love the Earth”、第3タームは“Arts&Nature”、第4タームは“Science is fun”、第5タームは“Transportation”、第6タームは“Ocean life”がテーマでした。いずれのタームにおいてもみんなは、すぐさま没頭し、その世界に溶け込んでいました。作る歓びを感じながら「英語で科学!」「英語で海の中!」「英語で自然!」を目いっぱい楽しんでいました。
 セイラ先生は、準備段階からとてもActiveでした。例えば、第2ターム“Love the Earth”では、自ら「告天舎」の庭に出て土を集め コケを見つけ小さな草木を用意しました。それを 上下半分にしたペットボトルの中に入れながら先生は 「エコシステム」のお話をされました。その上下をセロテープでつなぎ合わせて出来上がりです。今、私の机上にはその「完成品」があります。中の緑の葉っぱは今日も生きています。それは小さな「植物園」のようです。
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第4ターム中の午後にも 私にとって興味深いレッスンがありました。 まさしくみんなが「英語で科学!」を楽しんでいる時間でした。それは次の通りです。
セイラ先生が まずみんなに説明。
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紙でラッパを作り、その底にストローを差し込みテープで固定する。
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銀紙を丸めた小球2~3個をラッパの皿に入れストローを吹くと小球が皿の中で飛び跳ねる。みんな自分の作品を手にして誇らしげでした。ラッパを吹きながらセイラ先生の周りを踊っていました。
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オバケのように長くて大きなシャボン玉(ジャンボスネーク)でも遊びました。
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私には モリアオガエルの卵のようにも見えます。
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全てのタームをみんな存分に楽しんでくれたことでしょう。 
全レッスンを通じて 私の耳に一番残るのは、セイラ先生が繰り返し発する “Please think!”でした。安易に「どうしたらいいの?」と聞く前に「まず、自分で考えてみて!」、つまり“Think by yourself”を求め続けられました。終始HotでActiveなレッスンを展開されたセイラ先生の一貫した姿勢には感服しました。
最後に、お子様にこの「プログラム」受講を促して頂いたお家の皆様に心より感謝し、御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
(GKS塾長 高家正和)

2018年08月27日

Kids had a happy cooking time at GKS.~special summer program~

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 この「夏休み特別プログラム」は「朝9時からお昼過ぎまで」の開講で 学園小学校1・2年生が受講しています。第1ターム(7/24・7/25)~第6ターム(8/23・8/24)まで12日間開講のプログラムです。毎回定員いっぱいで 学校の授業とは違った内容のレッスンを楽しんでいます。
このプログラムは、Circle time、Phonics/Reading、Cooking、Theme inquiry
そして 国語学習の5つのパーツに分かれています。国語学習は先にご報告した通りです。
今回は このプログラムの中でも特別にぎやかで楽しそうなCookingの時間を報告します。
この時間は、英語を使ってクッキングをします。自分たちで作ったものをみんなでお昼に食べる。そしてレッスンの終わりに食べるクッキーも作る。ワイワイ言いながらも先生の英語での説明を聞きながら料理を作る。みんなクッキングの面白さに引き込まれ、夢中になっている。そのエプロン姿は かわいくもあり、微笑ましくもあり、逞しさすら感じるものです。
そこには食育と英語が融合した世界があり、みんな得難い体験が出来ているようです。
このプログラムでは Sandwich、Curry, Hotdog/Spaghettiなどに日替わりでチャレンジします。 “Some more please♪”が相次ぎ 多めに作っていたはずの鍋が空っぽになった日には 担当の和田先生がちょっと慌てていました。
ニンジンのすり下ろしを始めて直ぐ、ティム先生の“Push!Push!”と言う大声が聞こえてきました。「すり下ろす!」のに “Push!”は変?と思った私は セイラ先生に訊ねました。セイラ曰く「下ろし金ですりおろす」は“Grate!”だが ティムはニンジンをGrateするときは 「引く(Pull)」のではなく「押せ(Push)」と声をかけていた、と教えてくれました。(なるほど!と思いました)
メニューがSpaghettiの日も“Give me some more!”が続き、売り切れが心配でヒヤヒヤでした。いずれのCookingも愉しく作り みんなで にぎやかにモリモリ食べていました。 ※掲載の写真は Curryの日の様子を写したものです。

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(GKS塾長 高家正和)

2018年08月21日

この夏は「俳句つくり」と「なりきりさくぶん」に挑戦しました!(小学校GKS)

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 小学校は 7月23日(月)から夏休みに入りました。
GKS(告天舎)は、7月24日の第1タームから8月24日の第6タームまで朝9時から3時まで「夏休み特別プログラム」が始まっています。
GKS通常クラスも お盆の週を除いて 2時半からの通常レッスンが開講されています。酷暑などの気象条件には恵まれないこの時季ですが皆さん元気に登校してGKSを楽しんでくれています。
  「夏休み特別プログラム」のひとつには、『俳句作り』があります。
最初はとまどっていた子どもたちも、五・七・五からなることばのおもしろさにひかれたようです。考えているうちに、次々とことばがでてきて、なるほどと思う作品ができあがりました。
 この夏休みに子供たちが実際につくった俳句作品を 写真に撮りましたので ご紹介します。

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また、1学期の通常レッスンの課題のひとつでは、『なりきりさくぶん』をつくりました。
『なりきりさくぶん』というのは自分が昆虫や小さな動物になったつもりで書いた作品です。(書いた子のほんとの名前は伏せて 小動物などの名前に変えています)

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今、告天舎2階に掲示しているなりきりさくぶんの実際の作品の写真も ご紹介します。
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(GKS 井口圭子)

2018年07月19日

Being Jolly with Jolly Musicジョリーミュージックで楽しく!!

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1学期の授業が終わりを迎えるにあたり、雲雀丘学園幼稚園と、雲雀丘学園中山台幼稚園とで用いた最もわくわくする教材の1つのことを思い返したいと思います。この教材というのは、「ジョリーミュージック」のことです。これは、イギリスでとても有名な音楽教育のプログラムです。
なぜ、日本の幼稚園でイギリスの音楽教育のプログラムを使うの?と思われるかもしれません。これくらいの学齢の子どもたちに音楽を使って指導をするということは、何も新しいことではありません。しかし、日本の童謡を使って子どもたちの日本語の語彙力、また社会性を育てることは、両幼稚園において、とても力を入れて取り組んでいることでした。従って、雲雀丘学園の幼稚園の英語教育をより強固なものにしていくために、ジョリーミュージックを用いるというのは、ごく自然な選択でした。本幼稚園では、ジョリーが提唱するように、英語のリズムを自然と身につけると同時に、身体を動かすことで、より強固な学びに導くことを行っています。
ジョリーミュージックでは、たくさんの英語の童謡に触れることで、子どもたちが、英語の自然なリズムや強弱のパターンに触れることを促します。この学齢の子どもたちは、大人の真似をする天才です。そして、日本語と英語の話し方の違いについてもすぐに理解します。ジョリーミュージックで使われる童謡の多くが、ネイティブスピーカーの間でも、母語を学ぶために何世代も歌い継がれてきたものです。実際、”Rain, Rain, Go Away”(「雨、雨、どっか行け」)は、400年以上もの間、雨季である6月に歌われてきました。こういった歌が、現代の日本の子どもたちにとっても、400年前のイギリスの子どもたちと同じように、日常生活の中で自然と口ずさめるものとなればいいな、と願っています。

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リズムに加えてジョリーミュージックでは、身体を動かしながら学ぶことの大切さも重視されています。それぞれの童謡では、子どもたちがよりしっかりと学べるよう、一連の動き(ジェスチャー)が組み込まれています。今学期、教室の内外でよく使ったフレーズに「あっち行け!(実際には冗談として使われることが多いのですが。)」と、「遊ぼう!(子どもたちは、にっこり笑って足踏みをするのが大好きです。)」があります。これらの言葉につけた身体の動きは、子どもたちが後に学んだことを思い起こそうとする際、思い出すきっかけとなってくれるのです。しかし、もっと大切だと思うのが、それらは、子どもたちだけでなく、私たち大人にもたくさんの笑いをもたらせてくれることです。
今学期、子どもたち、そして、我々教員はジョリーミュージックを歌い、演じることを本当に心から楽しみました。2学期にまたジョリーミュージックを歌い、たくさんの笑顔と出会えることが待ち遠しいです。

みなさん、素敵な夏休みを。


As the first semester of kindergarten classes have come to a close, what better time than now to take a look back at one of the exciting resources we have been making use of at Hibarigaoka and Nakayamadai kindergartens? The resource I speak of is Jolly Music, a comprehensive music education program that is very popular in the U.K.

Why use a British music course as a tool for teaching English to Japanese kindergarteners? Of course, using music as an instructional tool for this age group is nothing new. Both our kindergartens place a very strong emphasis on Japanese language songs to help promote linguistic and social development. So, as a means to make our kindergarten English program even stronger, Jolly Music was a natural choice for us. We here at the kindergarten like Jolly’s emphasis on teaching the natural rhythm of English, and the program’s us of body movement to make learning stronger.

Jolly Music features a wealth of nursery rhymes that help expose children to the natural rhythm and stress patterns of English. Students in this age group are masters of mimicry, and are able to quickly pick up on differences between English and Japanese speech patterns. Many of the nursery rhymes within Jolly Music have been used by generations of native English speakers to learn their own language. In fact, ‘Rain, Rain, Go Away,’ a song we enjoyed singing during the wet month of June, dates back over 400 years! We hope that singing these songs comes as naturally to these youngsters in Japan today as it did to children in England 400 years ago.

In addition to rhythm, Jolly Music also supports kinesthetic learning. For each of the nursery rhymes in the series, there are a set of accompanying body movements to help reinforce learning. Some of the phrases we have enjoyed using both inside and outside of class include ‘go away’ (often used in a joking manner), and ‘play’ (children love to smile and run in place). These body movements can later be used as cues to help children recall the language they acquired. But even more importantly, they provide tons of laughs for both children and adults.

This semester, students and teachers have truly enjoyed singing and performing the songs of Jolly Music. I really can’t wait to come back this fall and share some songs and smiles with everyone! Have a great summer vacation!


(雲雀丘学園幼稚園、中山台幼稚園 教諭 ジョナサン・ライアン)

2018年07月13日

1年生の1学期

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夏がやってきました。1年生の子どもたちは、小学校ではじめての夏休みを心待ちにしているようです。今学期、1年生は学校生活に慣れるための時間を十分に費やしました。
その中の1つに英語の授業があります。
何か新しいことを学ぶのは、難しいこともあります。新しい言語でも同じです。実際に、新たに言語を学ぶことは一番難しいという人もいます。そんな中、1年生は、授業中、本当に前向きに取り組むことができました。この「新しいことでも前向きに取り組む」という姿勢は、子どもたちがこれから英語を学びつづけていく上での大切な基盤となることでしょう。1年生の子どもたちは、4月からいくらかの種類のクラスルームイングリッシュという、授業中によく使うフレーズを習いました。雲雀丘学園の創立の精神でもある「やってみなはれ」という言葉の通り、今、子どもたちは、それらを積極的に使おうとしています。また、フォニックスの学習もはじまりました。歌を歌ったり、ジェスチャーを用いたりしながら、音とアルファベットの文字とのつながりを学んでいます。歌やジェスチャーを使うことで、子どもたちが楽しみながら取り組めると同時に、記憶にも残りやすくなるので、1年生でもゆっくりと、3文字程度の簡単な単語を読めるようになってきています。

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もう1つ、子どもたちにとっての新しい経験となったのが、「みんなの前で話すこと」です。ほとんどの子どもたちにとって、立って、みんなの前で1人で英語を話すというのは全く初めてのことでした。子どもたちは、ランドセルの形をした紙の中に、「教室の中にあるもの」の単元で習った学用品の絵を描きました。そして、それぞれのものをみんなに紹介できるように練習しました。「大きな声ではっきりと話す。」、「聞いている人の方を見て話す。」、この2つが約束でした。多くの子どもたちが習いたての英語を使うことにとても熱心で、勇気を出して手を挙げ、思い切って自分の力で取り組みました。小学校で新たに身につけた力、また自分で書いた絵を誇らしげに見せながら発表しており、本当によくがんばりました。
もうすぐ、子どもたちは、初めての英語の宿題に取り組むことになります。この宿題は、子どもたちが2学期に学校に戻ってきた時、英語を使ってまた、みんなの前で話す練習のために使います。

Summer is upon us and the first graders are looking forward to having their first summer vacation as an Elementary school student. They have had a good amount of time to get acclimated to school life and everything that comes with it.
One of the aspects of school that is very new for them is taking part in English classes. Learning something new can be a very difficult thing to do and learning a new language is no different. In fact, some might argue that it is the most difficult thing to learn. The first graders though, have done a great job thus far through participation and outgoingness to try new things that they are coming along quite nicely. Through their mindset of the school’s motto, “Yatteminahare”, and their openness, the students have started to become familiar with many different classroom phrases that they are now using within the class. They have also started learning about what sounds different alphabet make through the singing of phonics songs as well as using different hand gestures to help them to remember those sounds and are now being able to use this skill to decode three-letter words.
Another area where many children are getting a new experience is through public speaking. For many of them, it is still a new concept to get up and speak in front of others, let alone to do it while speaking in English. Students made backpack crafts which they drew pictures of classroom items in that they learned the names of. Then they practiced introducing what each item was so that they would be ready to do it in front of the rest of the class. They were encouraged to remember to speak loudly and clearly while also keeping eye contact with the audience. Many of them were so eager to use their newly acquired language skills that they bravely volunteered to venture into the wild on their own. Everyone did an amazing job they were very proud to show off their new skills as well as their drawings.
Soon the students will also be expected to finish their first ever English homework. This will be used when the children come back to school to once again help them to be able to practice for a presentation they will do for others all while challenging themselves to do their best using English.

(小学校教諭 ティモシー リッケンバッカー)

2018年07月02日

中学1年生の英語

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 今年度より英語IP(Interaction & Production)が始まり、生徒たちの話すことへの意識は大きく高まっていると思います。通常の英語授業でも「読む・書く・聞く・話す」の英語4技能に習熟させることを大きなテーマとし、その中でも話すこと(声を出して読むこと)を強く意識して授業を展開し、その流れを大切にしています。
 グローバル化が叫ばれる中、他言語でコミュニケーションを取る際につきまとうプレッシャーに慣れ、抵抗なく自然に英語を話す能力は非常に大切だと考えており、今後もこの方向で進めていくべきだと感じています。一方で英語2(文法)担当者として、「文法事項の理解を深め、基本例文を暗唱し、しっかり英語を書くことができるようにする」という従来の英語教育の流れの重要性も改めて感じています。
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 これらのことはネイティブではない我々が英語を学習する上で欠かすことのできないことであり、自信を持って丁寧に英語を話すためにも絶対に必要なことだと思います。授業では覚えた例文を使いこなせるよう、Quick Responseを意識し、パワーポイントを使って日本文を示し、素早く英語に変換するというactivityを取り入れ、基本例文の定着、スピーキング力アップにつなげていこうという取り組みもしています。
 また今年度より中学全学年で英単語帳(キクタン)を導入し、それに基づき単語テストを定期的に行って、語彙力アップに努めています。様々な角度から同じ単語・表現を見ることで定着率、運用力が伸びるのではないかと考えています。冬には中学全学年統一の英単語大テストを実施する予定です。
 英語教育改革の途上、まだまだ暗中模索の部分はありますが、雲雀丘学園中高等学校英語科として大きな方向は定まったと言えるのではないでしょうか。
(中高校教諭 藤川 一幸)

2018年06月26日

高校2年生のEIPコースでの取り組み

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1学期間を通して、高校2年生の生徒たちは、EIP(※)コース最初の課題として、グループでのプレゼンテーションに取り組んできました。3~4人が1つのグループとなり、関西を訪れる外国人観光客に3日間のプランを作ってあげるというのが課題です。

最初の授業で、家族の友だちが何人か日本にやってくるという架空の状況を例として提示しました。関西に3日間滞在するとして、彼らのために旅程の詳細を作ろうということを伝えました。

2回目の授業では、生徒たちに関西について調べたり、できるだけたくさんのアイディアを出したりさせました。それぞれのグループに1台ずつiPadも配り、大阪城やUSJなど、観光客がみんな行きたがる有名な場所だけでなく、地元の人にしか知られていないような場所も織り交ぜるように促しました。
次の授業では、アイディアをまとまりのあるプランへと移し、プレゼンテーションの台本を書き始めました。
この後は、ひたすら練習です。ただ、話すだけでなく、アイコンタクトやジェスチャー、顔の表情などにも気をつけるように話しました。これらの非言語的な表現方法は、評価対象の1つでもあります。他にも、プレゼンテーションでの英語、まとまり、視覚情報とプレゼンテーション後の質問に答える能力が評価の対象でした。生徒には、あらかじめ、評価基準の詳細(ルーブリック)が書いた紙が配られていますので、プレゼンテーションをする間、何に気をつけるべきなのかを知ることができます。

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その次の授業から、実際にプレゼンテーションを始めました。全員にワークシートが配られ、それぞれのグループのプランについてメモを取りながら聞きました。それぞれのプレゼンテーションの最後には、聞いている人が質問をしました。たくさんの人が原稿を暗記していたので、教室中を見渡したり、ジェスチャーを使ったりする余裕が見られ、その姿に、私たちは感激しました。また、ほとんどの生徒が面白い写真や画像を用い、プレゼンテーションをよくしようと努めていました。

(※) EIP:English Interaction and Production

Throughout the first semester, high school second years have been working towards delivering group presentations as their first EIP assessment of the school year. Their task was, in groups of 3 or 4, to create a 3-day plan for visitors to Kansai.

In the first lesson we described the fictional situation of the assessment; the students have some family friends coming to visit Japan. They will spend three days in Kansai, and the students must create a detailed itinerary for them.

The second lesson was to let the students research Kansai and come up with as many ideas as possible. We provided iPads for each group, and encouraged students to think of a mixture of famous tourist attractions like Osaka Castle and USJ, but to also include some ideas that perhaps only locals would know about. During the next lesson, they refined their ideas into a cohesive plan, and began working on their presentation scripts.

After this, it was time to practice, practice, practice! We encouraged students to consider their non-verbal delivery, which includes eye contact, gestures, and facial expression. Non-verbal delivery was one of the categories the teachers were scoring, along with verbal-delivery, organization, visual aids and question answering ability. The students were all given a copy of the scoring rubric, so they would know what to focus on while presenting.

The next lesson, we began the presentations. The students were all given a worksheet so they could take notes on each group’s plan. At the end of each presentation, the audience was encouraged to ask questions about the plans. The teachers were impressed by how many students memorized their scripts, and therefore were free to look around the room and use gestures, instead of having to rely on reading from the paper. Most students also made interesting visual aids to enhance their presentations.

The students seemed to enjoy working together to create their ideal Kansai itinerary, and embraced the freedom to choose and speak about their own favourite sights and attractions. This exercise was a good precursor to next semester, where the students who perform well in the next speaking test, will have the opportunity to enter a speech contest.

(中高校ALT キャサリン・ハーン)

2018年06月20日

G K Sの「和の時間」

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 雲雀丘学園内「告天舎」(こくてんしゃ)において開講したGKSも二年目に入りました。今年度、GKSは幼稚園の年長・中さん、学園小学校1・2年生を対象にレッスンをスタートさせました。
 両翼を左右に大きく広げて飛び立ったGKS(英語の翼)については前回既にご紹介しましたので、今回は もう一つの翼「日本語」「国語学習」についてご紹介いたします。
 元小学校教員(井口圭子先生)が、告天舎2階の和室でおこなうレッスンは寺子屋的で和魂英才型の塾と言えます。このレッスン「和の時間」の意義は、「グローバル化する世界で子供たちが将来にわたって活躍するためには、日本語と英語双方の語彙力や表現力が必要必須となります。自分の考えや思いを相手に正しく伝えるためには日本語を使いこなせなくてはなりません。コミュニケーションの土台である日本語の聞く・話す・読む、という力を高め、バランスよく育むことを目指すこと」に在ります。
 GKSでは英語も日本語も元気に「楽しく学べる!」をモットーにしています。
GKSで過ごす時間が、遊びのように面白い時間であったなら、 日本の文化やコトバに触れて過ごすのが、ほんとに楽しい時間であったなら、子供の柔らかい感性を通し、自然に抵抗なく、すごいスピードで彼らの頭と身体に吸い込まれていくのは全く疑う余地もありません。「カルタ」や俳句などの伝統的な文化に触れて、そこから言葉の楽しさや豊かさに気づくことを意識して学びを続けています。「ことわざ」「慣用句」「四文字熟語」などで言葉遊びをしながら、日本語の学びを広げていきます。

(先々週、こんなことがありました)
2年生のKくんが 私の顔を見つけて問い掛けきました。「先生!『「蛇ににらまれた蛙』って何のことか 知ってますか?」と。 私が「Kくんの一番コワイものはナニ?」「それはオバケ?」「コーチョーセンセ?」と問い返すと「いいえ 違います、一番怖いのは○×△です」と返ってきました。「アアそうなんや、Kくんは、〇×△の前ではコワくて動けない位なんや!」「そしたらヘビが〇×△でKくんはカエル!ってコトだね!」。   彼は「アッ、そうか そういうことか!」とナットクの顔で次の英語の部屋に向かいました。

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【夏休みのGKS】
GKSは「夏休み特別プログラム」(12日間)を組んで朝からお昼すぎまで開講致します。それには、アクティブな英会話授業/英語でクッキングやランチを楽しむプログラムに加えて「国語学習」の時間もたっぷりとっています。この夏は、国語力の中で、特に書く力や作文する力につながる学びとして「自分の経験や読んだ本を材料にして短い文を作る」にチャレンジします。
(GKS塾長 高家正和)


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  GKS和の時間だより