2018年11月19日

「学園小学校でプログラミングコンテスト」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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「創造性と問題解決力をはぐくむ」ことを目的に昨日(11月18日)、本学園小学校体育館で「2018宝塚キッズロボットプログラミングコンテスト」が開催されました。雲雀丘学園では今春から放課後、プログラミングを学ぶ教室を開講していますが、運営している「プログラボ」さんに声をかけ実現したものです。
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                               うまくゴールまで果物を運べるか

出場者80名、保護者の皆さんの応援もあり体育館は一杯。児童は2人1組のチームを作り、コンテストに挑みました。2人でロボットを作るところから始め、課題の「森に果物を取りに行こう」を達成するためのプログラムつくりに挑戦します。
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 競技前の調整に取り組む児童           校長先生から激励の言葉

2人は初対面の心配もよそに、児童はすぐに友達になり協力し合って次々と課題を克服していきます。意見を求められても積極的に手が上がり、みんな笑顔で真剣そのもの、これぞプログラミング教育のいいところ、3時間半があっという間に過ぎました。
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 コンテストで最優秀賞の児童と

みごと最優秀賞に輝いたチームの一人は雲雀丘学園小学校の3年生。「プログラミングは雲雀丘」の本領を発揮してくれました。2020年から全国の小学校では「プログラミング教育」が必修化になりますが、雲雀丘学園はいち早くプログラミング教育に取り組みました。子供の時から「IT力」の芽を伸ばし、将来国際社会を生き抜き、貢献できる人材を育てたいと思っています。

(2018.11.19)

2018年11月14日

「荘川桜と雲雀丘」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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学園幼稚園から告天舎に行く右手に一本の「荘川桜」が立冬の風にそよいでいます。高さ5mほど、紅葉が終わり枯れ葉が散り始めました。この桜は岐阜県北部、白川郷近く荘川村の御母衣(みぼろ)ダム湖畔に移植された「荘川桜」の2世桜です。平成19年2月、雲雀丘山手緑化推進委員会様からご寄贈されたものです
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 学園の荘川桜         植樹式(平成19年2月)

「荘川桜」は昭和35年、電源開発株式会社の御母衣ダム建設によって、湖底に沈む運命にあった樹齢450年余りのアズマヒガン巨桜2本を、同社初代総裁の故高碕達之助氏が水没移住する人々の心のよすがにとの思いから、植樹史上例を見ない大移植を行い、成功させたものです。2世桜は全国に植樹されましたが、高碕氏が住まいを構えられたこの雲雀丘には数多く植えられました。

今回、雲雀丘地元の有志がその「荘川桜」を「見に行こう」ということになり私も参加しました。当日はあいにくの天気でしたが、巨大老桜2本は雨の中、御母衣湖畔に堂々とその威容を誇っていました。
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 荘川桜             御母衣湖

余談ですが偶然にもその時、当時移植された庭師、丹羽政光氏のお孫様英之氏にお会いできました。英之氏は「荘川桜」の雪吊りの作業でここに来られていたのです。これも何かのご縁で、おじい様のお気持ちを教えていただきました。
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 英之氏とご一緒に                   雪吊りの作業中の荘川桜

20181113-4jpgふるさとは 湖底(みなそこ)となりつ
うつし来し この老桜
咲けとこしえに
(高碕達之助)



生まれ育った荘川村が湖底に沈むことは村民にとっては耐えられないことでした。反対する村民に高碕は自ら先頭に立ち、交渉に当たりました。了解を取り付けるため高碕は1200人の村人一人一人に自ら手紙を書いたと言います。「桜の命を助けたい。」 高碕の桜への切なる愛情、住民へのやさしい思いは「荘川桜」に宿っています。この木を雲雀丘学園にもたくさん咲かせたいと思います

(2018.11.13)

2018年10月26日

「『今が最大のチャンス』蓮池薫氏をお招きします」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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自分の子供がある日突然いなくなったらいったいどうなるのでしょうか。
今から41年前の昭和52年(1977年)11月15日、日本海に面した新潟の町から一人の少女が忽然と姿を消しました。

その日の朝、横田めぐみさん(13才)はいつもの朝と同じように「行ってきます」と言って中学校に出かけました。そしてこれが家族にとってめぐみさんを見た最後になってしまったのです。その日の夕方、クラブ活動のバドミントンを終えて帰ってくるはずのめぐみさんはいつもの時間になっても帰ってきませんでした。家族は心配になって必死にめぐみさんを探しましたが深夜になっても見つからなかったのです。

この日から母、早紀江さんの苦悩の毎日が始まります。毎日泣きながら過ごし、どうしたら死ねるか考えていたと早紀江さんは語ります。

それから20年後、平成9年(1997年)、めぐみさんが平壌で生きているという情報が入りました。平成14年(2002年)小泉総理大臣は北朝鮮を訪問、金正日委員長と会談を行いました。金正日委員長は拉致を認め謝罪をしましたが横田めぐみさんについては「死亡」と伝えたのです。しかしこれは北朝鮮が一方的に言ってきたことであり、いまだ納得のいく説明や証拠が示されていないのです。

めぐみさんの他にも拉致被害者はたくさんいます。この方たちはかけがえのない人生を奪われてしまったのです。深い悲しみの中で大切な人の帰りを待つ人も多くいらっしゃいます。拉致は重大な人権侵害であり絶対に許すことのできない犯罪行為です。また日本は国家主権を侵害されたことになります。拉致された方々は取り返さねばなりません。それが国家というものです。

20181026-1jpg今月、10月30日、拉致被害者の蓮池薫さんを学園教員研修の講師にお招きすることになりました。蓮池さんは「今までにない大きなチャンス」が来ていると話しておられます。北朝鮮の動向や自身の経験などを語っていただきたいと思います。

拉致に対する国の責任は当然ですが、同じ日本人として一国民としての責任も忘れてはなりません。「かわいそうだなあ」で済まされるものではありません。一国民として何ができるかです。国としての国民としての、さらには一人の人間としての在り方が問われているのだと思います。

この講演会は10月30日午後4時半から学園の講堂で開催されます。聴講ご希望の方はぜひ学園事務局(072-759-3000)にご連絡の上ぜひご来場ください。

(2018.10.25)

2018年10月17日

「親子3代で雲雀丘学園に」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

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前回のブログで学園の誕生にPTAの果たした役割には極めて大きなものがあるということを書きました。PTAのご苦労には忘れてはならないことがあるので、少し付け加えさせていただきます。

学園は小学校から開設しましたがやがて中学校、高校と拡張されます。資金不足は一層ひどくなってきます。PTAは資金作りのためPTA自らの寄付、指定寄付金による会社からの寄付、その他PTAのバザー、そして今では想像もつきませんがダンスパーティや宝塚義太夫歌舞伎等の興行もおこなって資金不足を補っていただきました。

これらすべてが学園からの要請ではなく、自分たちの学校だという気持ちで動いていただけたのです。まことに有り難いことだと言わざるを得ません。現在も幼・小・中高ともPTAのバザーが大きな行事であり、またそのほかにも様々なところでご支援をいただきますが学園創立時の伝統が今も受け継がれているものと思います。
雲雀丘学園がまさに「PTA立」と言われる由縁です

10月初めに中高のPTAバスツアーが催されましたが、これも今年で40回目を迎えたと聞きました。毎年多くの出席がありますが他校ではこのようなことは行われていないようです。注目は、卒業した生徒の保護者で作る「丘友会」という組織がありますがその会の方も参加されることです。卒業したら終わりでなくご縁を大切にしていただく雲雀丘学園ならではの家族的なほのぼのとした伝統です。
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 PTAバスツアーで作陶教室             ホテルで昼食

10月初め、来年4月入学の小学校の入学試験が実施されましたが、合格者の中に卒業生のお孫さんが複数名おられます。小学校創立の翌年、昭和26年に第一期卒業生が出ましたがそのお子様も学園を卒業され、さらにそのお子様が学園に入学されるという親子3代で学園に通われることになります。学園にとってこんなうれしいまたおめでたい話はありません。雲雀丘学園は穏やかな校風と言われますがこの伝統をしっかり守っていかねばと思います。
(2018.10.17)

2018年10月09日

「雲雀丘学園とPTA」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpg「今年は災害が多く・・」が挨拶の常套句のようになりましたが、雲雀丘学園幼稚園と中山台幼稚園の運動会が10月7日(日)開催されました。10月6日に開催予定の雲雀丘学園幼稚園の運動会が、雨天で翌日に延期になったため同日開催となりました。昨年と全く同じ経緯をたどったことになります。

台風の影響で暖気が日本列島に流れ込んだため、昨日(10/7)は大変暑い日となりました。そんな中、園児たちは大勢のご家族の声援を受けてほほえましくも元気いっぱいに走り、飛び、跳ねました。家路につかれた後、ご家族で運動会の様子を楽しく振り返られたと思います。
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 雲雀丘幼稚園、準備体操               雲雀丘幼稚園バラバルーンの演技
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 中山台幼稚園開会式                 中山台幼稚園バラバルーンの演技

開催に当たっては前日までの雨で、準備や運動場の整備で大変だったと思います。特にPTAの皆様には前日から、当日も早朝から学園にお越しいただき会場設営や運営など、親身のお手伝いをいただきました。改めてPTAの皆様の存在を心強く思った次第です。心からお礼申し上げます。

このように学園におけるPTAの存在は大きなものがあると思っています。10月1日のブログで創立記念日のことを少し書きましたが、学園の創立時にPTAが果たした役割には極めて大きなものがあります。

ここ雲雀丘地区(当時は行政上、川辺郡西谷村切畑字長尾山2番地)には学校がなく、何とか地元に学校を作りたいというのが地元の人々の念願でした。そこで各方面に働きかけ誕生したのがこの学園です。校舎は当時進駐軍の住居を修繕している会社の事業所を安く提供してもらい、土地は寄付を募りました。

そんなわけですから教具は何もありません。各家庭からピアノや備品、教具として役立つものを持ち寄りました。そして何とか開校にこぎつけたのです。当時の神戸新聞の記事に「持ち寄り学校」誕生と紹介されたようです。大きな企業の支援を受けたわけでなくまた宗教法人でもなくまさに保護者の皆さんの熱意と貢献によって本学園は誕生したのでした。

幼稚園の運動会の話が創立時の話にさかのぼってしまいましたが今も昔もPTAの皆さんの多大のお力添えで学園は成長しています。
(2018.10.8)

2018年10月02日

「10月1日」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpg月が変わって10月1日。台風一過。昨日の天気が嘘のように爽やかな青空になりました。
今日は学園の「創立記念日」で「親孝行の日」でもあります。多分、昨晩は中高の生徒が手ずからの「料理一品」がテーブルにのり、歓声が上がったのではないかと思います。「料理一品」は建学の精神「親孝行」の取り組みの一つです。やがてご家族からの感想の「木の葉」がエントランスに掲示されます。これを読むのが楽しみ、実に待ち遠しいです。「料理一品」を通して親子、ご家族の心の触れ合いに涙するのは私だけではないと思います。

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 雲幼、入園選考の様子
今日は、雲雀丘、中山台両幼稚園の願書受付、入園選考日でもあります。来年3月の入園に早い気がしますが兵庫県の私立の幼稚園では一斉に行われています。あどけないお子様がお母さんに手を引かれて大勢お越しでした。お子様よりお母さまのほうが緊張されているのは例年の通り。皆さんと来年4月に再会できることを楽しみにしています。

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 リビングストーン高の生徒さんと。
シンボルツリー「メタセコイア」の前を歩いていると10名余りの外国の生徒と出会いました、引率の先生に聞くとオーストラリア・リビングストーン高校の生徒で雲雀丘学園を見学に来ているとのこと。挨拶をすると笑顔で大きな声で挨拶を返してくれました。元気がいい!オーストラリアの国旗と学園旗が掲揚台に並んでたなびいていることを指さすと、生徒は大喜びでした。

来年1月19日20日に行われるセンター試験の出願受付が始まりました。試験まで3か月余り。高3生にとってはいや学園にとってもカウントダウンが始まる10月1日です。
(2018.10.1)

2018年09月25日

「災害の年に思う」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpgようやく心の荷を下ろすことができました。先週9月21日、倉敷市真備町に災害ボランティア活動で行ってきました。災害発生以来早く行きたいと思っていたのですがなかなか叶わず、今になってしまいました。真備町は今年7月の西日本豪雨でも最も大きな被害を受けたところです。

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少し色づき始めた大銀杏
真備町は町の真ん中を流れる小田川の堤防が決壊し多くの家屋が2階まで浸水しました。訪問したお宅も2階の1mくらいまで浸水しました。作業は浸かった壁面・天井・床の、骨組みは残してボード剥がしです。作業中ずっと、被害にあわれたご家族の持って行き場のない無念さを感じました。

今年は近畿地方だけでも台風、地震、暴風雨と各種災害が発生しました。学園では体育大会、定期試験、文化祭、修学旅行といった大きな行事にも影響を受けました。やむなく休校措置を取りご家族の皆様にもご迷惑やご心配をおかけしたと思います。いろいろとご意見やご提案をいただいており今後の改善や取り組みにつなげたいと思っています。

休校の判断が宝塚市や川西市の風水害の警報の発令に依っていますので現況とのずれや、そぐわない場合もあり改善の必要があると思います。警報の発令時刻にすべてゆだねるのかということも検討の必要があると思います。

さて昨今災害に対する安全・安心への関心が高まり早めの対策が叫ばれるようになりました。台風の到来にあってはNHKなども相当早い時刻からの退避を呼び掛けています。またJRや私鉄なども予告運休を実施する鉄道が多くなりました。安全がすべてに優先することに論を待ちませんが、過剰な対応は慎重に考えるべきだと思います。とにかく安全ということで、社会全体が安全ののりしろを多めにとり,つないでいったなら活力のない社会を作るのではないでしょうか。一方で「台風に負けない」心意気も持ち続けたいものです。

さらに安全の確保は自らの責任のもと、自らが判断して行うものです。危険は台風や地震だけではありません。私たちの毎日は危険と隣り合わせで生活しています。自らの安全は自らが守るという気概がまずあって、社会から守られるものです。学園中高等学校の校是に「自律」という言葉がありますがこれも生徒にもしっかり教えていきたいと思います。
(2018.9.24)

2018年09月14日

「せめて会釈ぐらいはしなさい」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpg「勝に不思議の勝あり、負けに不思議の負けなし」 この言葉はプロ野球往年の名捕手・名監督野村克也氏のものかと思っていましたが実は肥前平戸藩第九代藩主の松浦静山氏であることを知りました。勝った理由はみつけられない時もありますが「負け」には必ず理由、原因がある、負けた原因をしっかり分析して次は勝とう、というものです。

しかし私は「勝ち」にも根拠があると思っています。前回のブログで小学校の今年の志願者が大きく伸びたことを書きました。私はすぐ小学校になぜ志願者が増えたかを分析するようお願いしました。下記はある塾が保護者にヒアリングをされまとめられたものです。

これによると学園小学校を選択された1番の理由は、「保護者の学校訪問時、先生方の挨拶がとてもよかった」です。以下、「やってみなはれ塾ができた」「児童の学力が高いレベル」「プログラミングの先進的な取り組み」が続きます。

確かに学園小学校の先生方はどなたにも丁寧に相手をされます。これが保護者に安心や信頼を届け、ここなら生徒を預けて大丈夫と思われるのではと思います。学園全体の穏やかな校風にもつながるものでしょう。それにしても制度や設備ではなく、挨拶や感じなどソフトの部分で選んでいただくことに、改めて今後の学校経営や学校教育の在り方を考えねばと思っています。

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雨の日、事務局から正門を
さて朝の登校時のことです。専用通路を通って多くの児童生徒が次々と登校してきます。通路に沿って、校長をはじめ担当の先生方が「おはよう」と声をかけていきます。時には児童会の係りの子供達も加わります。元気な挨拶の声がすべての生徒や児童に途切れなくかかるのですが、そんな中、稀ですがまるで関心のないように無口で通り過ぎる生徒がいます。面白くない日もあるでしょう、考え事もあるでしょう。疲れているかもしれません。また恥ずかしいかもしれません。

挨拶がどうのはもういいません。しかし挨拶にその人の人間力や社会力が凝縮、表現されることは間違いありません。どうしても挨拶ができないならせめて目を合わせ会釈ぐらいしなさい。生きるにあたっての最低限の生活習慣は雲雀丘学園で身につけてほしいと願っています。
(2018.9.14)

2018年09月06日

「学園小学校に期待」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpg今朝北海道で震度6強の地震が発生しました。震源に近い厚真町では大規模な土砂崩れが発生しています。被害がつかめていませんが、大きな災害になっていないことを願うばかりです。今夏になって日本列島は大きな災害が続き、台風21号では阪神地区も大きな被害を受けました。特に停電の被害が大きいようです。昨日、登校してくる生徒、児童に尋ねると停電が大変だったと話しかけてきました。

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台風一過、中庭の金魚を見る児童

そんな中、雲雀丘学園小学校の入学願書受付が始まりました。この日(9/5)の応募には、さぞ外出も大変だったと思いますが、早朝から大勢お越しいただきました。その人数、何と184名。昨年の応募者数を初日だけで大きく上回りました。まことに有り難いことです。

学園小学校は保護者の皆様のご期待に応えるべくいろいろな取り組みを進めてきました。この4月からは小学校の全学年で週2時間の、ネイティブと日本人の二人の先生の授業を開始しました。今までとは大きく異なり英会話主体の楽しい教室となっています。

また課外授業で希望者になりますがプログラミング教育を同じく4月から開始しました。現在200名を超える児童がプログラミング専用教室で学んでおり、近畿では雲雀丘学園に倣って来年4月から導入する学校が増えてきます。他校に先駆け取り組めたこと、喜々として学ぶ児童の顔を見て、大変うれしく思っています。

また学童保育も始めました。「放課後の時間を単に預かりの時間としない、子供たちの成長の時間とする」を基本的な運営の方針とし、先生方にも建学の精神を理解してもらったうえでそれぞれの講座に臨んでもらっています。

しかし何よりもうれしいこと、先生方が一番頑張っていることはこの夏休みに発表された「全国学力学習状況調査」の結果発表です。石田校長先生がご自身のブログで書かれていますが学園小学校のレベルは、目標とする国立小学校を国語Bを除いては上回っていることです。素晴らしいと思います。望むらくは早期に国語Bも国立を凌駕して保護者の皆様に安心をお届けしてほしいと思っています。

願書の話が飛躍しましたが一つひとつ改善を重ね、人間力があって世界に活躍・貢献できる人材を育てていきたいと思います。

(2018.9.6)

2018年08月28日

「夏休み明け早々縁起がいい」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~

20170609.jpg酷暑がぶり返してきました。そして今日(8/27)は久しぶりに学園は朝の登校風景が戻ってきました。夏休みの大きな荷物をかかえた小学生の挨拶の声が響くと学園は一気に活気がよみがえります。まさに小学生は学園のエネルギーの源です。

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 登校が始まった                    作品を見せ合って

そんな中、足取り軽く中高のキャスティ先生が近づいて来て、「昨日、雲雀丘学園はESS(英会話のクラブ)の阪神地区大会で優勝しました」と得意満面の報告。さらに「2位は灘、3位は関学・・」「何っ!もういっぺん言ってくれ」。 嬉しいじゃないですか、N校に勝つほど暑さを吹き飛ばすものはありません。

野球部員が登校してきたので「土曜日の試合どうだった?」と聞くと「勝ちました」。「よくやった!」。実は金曜の夕方、駅の改札口で数人の野球部員に偶然出会い必ず勝つように激励していました。これで敗者復活戦後2勝。なかなかやるものです。「こいつぁ夏休み明け早々縁起がいいわい」。

この夏休み、わが母校彦根東では学年同窓会が開かれました。(いつも個人的なことを書いてすみません。)昭和44年(1969)卒ですから卒業後49年がたちます。なぜ中途半端な49年で同窓会なのかというと母校は歴代、卒業後半世紀を迎える前年に卒業生が募金して学校に寄付を行います。昨年は300万円が集まったことで気合が入っていましたが、残念ながらその額には及びませんでした。

同窓会は物故者の黙とうから始まりました。40名がなくなられたということです。卒業生は510名いましたのでおよそ8%になります。67~68才ですとこれくらいのようです。件の寄付金は黙とうの後、セレモニー。校長がお受けになり、お礼の報告。「吹奏楽の楽器購入に充てます。野球と勉強を両立させるなら彦根東となり、今年は1年生の部員が30人も集まりました」と。私の在校時代には考えられないことです。

乾杯の挨拶と音頭を仰せつかりました。「同窓会に出席できるのは幸せの証拠。まず健康で、家族円満、少しばかりの生活の余裕、そして参加する意欲。幸せの証明に必ず次回も出席しましょう」と結びました。ここまではうまくいったのですが最後の乾杯で「彦根東の・・」と言うところをどういうわけか「雲雀の、」と、出だしで大失敗、大笑い。同輩から「意識的にやったんやろう」とお叱りをいただきました。
(2018.8.27)