学園ブログ

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常務理事便り

2025年07月11日

Vol17 サントリーさんのアウトリーチ授業

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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 今週、7月8日(火)4年生の児童向けにサントリーさんが授業を行ってくれました。サントリーさんとは以前からいくつかの授業で連携させていただいていますが、定期的にやっていただいているのは「水育(みずいく)」です。これはきれいな水を守っていくことの大切さ、そのためには涵養林の育成や保全が必要なことなどをスライドや器具を使って教えてくれています。「水育」はSDGsの17の目標のうち、6(安全な水とトイレ)、12(つくる責任・つかう責任)、15(陸の豊かさも守ろう)などに該当する啓蒙活動です。

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 今回は同社のサステナビリティー経営本部のメンバーが来てくれました。2人の社員さんがお見えになり、4年生児童対象にペットボトルの再生について授業をしてくれました。日本は諸外国と比べてもペットボトルの再活用は進んでいるのですが、それはペットボトルを化学的に分解し、繊維などの別素材に変えて、衣服等に再生するものも含んでいます。しかし、よく考えるとそうした衣服もやがてはゴミとして捨てられ、燃やされて、CO2の排出に繋がります。そこで、サントリーさんはペットボトルをペットボトルに再生し、極力無駄をなくすサイクルの構築に尽力されています。SDGsの12番目の目標(つくる責任・つかう責任)に合致する活動です。
 2人のサントリアンは1限目から4限目まで、4年生全クラスでペットボトルの再生について授業をしてくれました。既に、いくつかの小学校でも実施されているアウトリーチ授業ですので、手際よく、かつ分かりやすく授業をしてくれたようです。ペットボトルも重要な資源であり、再生可能性を高めて、持続可能な社会に貢献していくという意識が子どもたちに芽生えてくれることを期待しています。