学園ブログ

学園ブログ

常務理事便り

2025年06月26日

Vol14 夏至

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

20220401.jpg


6月21日は夏至でした。ご存じの通り、北半球では昼の長さが1年のうちで一番長くなる日です。本格的な夏の幕開けを告げる日と言ってもよいでしょう。日本ではこの夏至の日に特別なお祭りなどはありませんが、北欧では夏至を祝うお祭りが大きな規模で行われるようです。北欧は冬が長く、夏が短いだけに、日照時間が一番長くなる夏至は太陽の恵みに感謝し、農作物の豊作を祈る大切な日となったようです。
 日本でも多少の風習はあります。それは食べ物です。夏至と言えば冬瓜が頭に浮かびます。名前に反して、冬瓜は夏の野菜です。ビタミン、水分が多い冬瓜を食べて暑い夏を乗り切ろうということのようです。
 夏至が過ぎますと夏休みまで1か月を切ったことになります。中高では来週から期末試験が始まり、幼稚園や小学校ではプール授業がすでに始まっています。梅雨の期間もあと2週間ほどで終わり、夏が本格化します。長期予報では今年の夏は例年以上に暑くなるとのことです。冬瓜とは言いませんが、食が細くなりがちなこの時期にしっかり食べて夏バテ予防を図りましょう。
20250626-1.jpg
 さて、今日はサントリーさんから10名のお客様がお見えになりました。「サントリーコーポレートビジネス」社と言って、サントリーさんの法人営業を担う会社の皆さんです。私もサントリー時代の数年間、ここに在籍していました。「創業者の精神を知る創業地ツアー」がサントリーさんの各部門で実施されており、その一環でお見えになります。同社からは既に100名近い社員の方が本校を訪問され、、サントリー社の初代社長でもいらした鳥井信治郎初代理事長の遺徳をしのぶ中で経営の考え方や社会に対する奉仕の哲学の原点を感じ取っていただく企画です。そうした企画の中に本学園を選んでいただいたことは誠に光栄なことです。本校の設立の経緯や苦労話を通じて、「やってみなはれ」の精神、更に「社会への感謝の念」や「陰徳」についてお話をさせていただきました。