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常務理事便り

2025年05月09日
Vol8 南半球の友達
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
昨日の午後、NZ(ニュージーランド)の提携校オモコロアNo1スクールから14名の児童が本校に来てくれました。ペンティコスト校長先生とクシュナ先生のお二人の先生に引率されて男子6名、女子8名計14名の子どもたちが小学校を訪問してくれたのです。昨日から3日間、学園に通う児童のご家族宅にホームステイし、交流を深めます。
今日は全校生徒が彼らをお出迎えしました。和太鼓演奏と学園歌「はばたけ キミとボク」でお出迎えしましたが、会場は大盛り上がりでした。オモコロアの子どもたちは伝統の「ハカ」とマオリの歌で返礼をしてくれました。




今回来てくれた子どもたちは5~6年生ですが、今朝はホストファミリーとなった児童と共に登校しました。おそらく、子どもたちだけで電車に乗って登校することや、駅が登校の生徒児童であふれかえっていることに驚いたのではないでしょうか。NZではバス、あるいは保護者の車で登校することが普通で、子どもたちだけで登校することはありません(子どもの一人歩きは保護者の責任が問われます)。それにオモコロアでは電車もありません。授業前の瞑想はもちろんありません。ちょっとした事でも国によって違いがあることを知り、驚いたことでしょう。生活や文化の違いを知り、それを尊重することからお互いの理解が始まるのです。
それにしても子どもたちはすごいと思います。すぐにNZの友達を囲んで遊びを始めます。言葉は通じなくても友達になりたいという思いはきっと双方に伝わります。そうした思いがじゃんけん遊びや鬼ごっこにつながるのでしょう。
ホームステイは3日間で、その後はUSJに行き、京都観光をしたあと横浜を訪れNZに帰国されるとのことです。今夏は雲雀っ子がNZにホームステイさせていただきます。オモコロアNo1スクールの皆さんとの交流がもっともっと盛んになり、多様性や国際感覚を身につけた児童が数多く育ってくれることを願っています。