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2018年11月26日

聞き手に伝えるということ 高校1年 英語コミュニケーション

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 雲雀丘学園中・高等学校では、英語を使った多種多様な取組があります。リーディングやライティングの授業のほかにも、イングリッシュ・インターアクション&プロダクションという英語でディスカッション・プレゼンテーションを行う授業や、CLILという英語を使って数学を学ぶ、音楽を学ぶという授業もあります。
 雲雀丘学園の生徒たちに限った話ではなく、これから社会に出る人材には、英語で相手に考えを伝えることや、相手と価値観を共有することが必要不可欠です。そのような時代に対しては、ただ英語を話すだけではなく、「効果的に」英語を使ってコミュニケーションをとるための練習を取り入れ、その機会を増やさなければなりません。
 そこで今回は、高校1年生のコミュニケーション英語Ⅰの授業の中で、生徒たちに教材で使った話の要約を覚え、それを発表するとき、どのような工夫があれば効果的に伝えることができるのかを考え、グループで実践してもらいました。
 初めのうちは、まったくアイデアが思いつかなかった彼らですが、各グループを見回り、少しヒントを与えてあげると、イントネーションやボディーランゲージなど、たくさんのアイデアを提案し、グループで「ここはゆっくり話そう」とか「ここでこんな手振りをしてみよう」と活発に話し合いをしてくれました。効果的なプレゼンについて学び始めたこのタイミングを大事にして、その力を引き続き磨くことができる環境を作ることは非常に大切です。

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(中高教諭 阪田紘平)

2018年11月14日

高校3年生EIPの授業より

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 高校3年生のEIP(English Interaction & Production)の授業では、1学期より様々なtopicについてのessay writingに取り組んでいます。最初は、School Improvement(学校をよりよくするために)やPart-Time Jobs(高校生のアルバイトについて)などの身近な話題から始め、実際の検定試験問題にも取り組みます。例えば、英検2級二次試験のWritingでは、次のような質問に「あなたの意見と理由を2つ80~100語の英文を書きなさい」という出題がされます。

It is often said that people today use too much electricity. Do you agree with this opinion?

「現在の人々は電気を使いすぎだと言われますが、あなたはこの意見に賛成ですか」という質問に対して、単に賛成か反対かを述べるだけでなく、「意見→理由1→理由2→結論」と論理的に英文を構成して書くことが必要です。また、日頃から様々なテーマについて問題意識を持つことも大切です。
 2学期からは、実際に大学入試に出題された問題にも取り組んでいます。例えば、地図と次のような状況説明と問題指示が出題されます。

Situation:
The map below indicates where Chris and Kim are currently located. They started at the Camp Office and originally planned to go to the Mountain Hut, but they did not make it there.
Directions:
In 80 words or less, describe the route that you think they took to get to where they are now. In your description, include two occasions where they failed to follow a route that would have taken them to the Mountain Hut. (NOTE: The map does not show which way is north.)

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「ChrisとKimの2人が道に迷って目的地とは全く違う場所にたどり着いてしまった」状況について「80字以内で彼らがたどったと考えられる道順を説明しなさい」だだし「どこで道を間違えたかを2カ所含めること」という指示が与えられています。
 EIPの授業では、英文を書き始める前に周りの人と英語で意見を出し合った後、クラスの前で発表して意見を共有します。「湖を見ようと遠回りをした」とか「ヘリコプターに乗って山奥に着陸した」という柔軟な発想が飛び出すこともあり、この意見交換が後で各自がessay writingに取り組む時のより豊かな想像力の源となっています。
 2020年からの大学入試改革に向けて、高校3年生の英語授業の取り組みにも、今後ますます新たな視点からの柔軟な対応が求められています。
(中高教諭 植野知矢子)