
校長通信
先輩後輩 第47号
2025/09/08
「扉たたき人 卒業生編」です。夏休み、文化祭と卒業生が多数来校されました。
50期生がお母さんとして、わが子の受験相談もありました。雲雀丘は幼小中高あるので、どの段階からも入園入学できますね。
部活動での来校も多いです。私にとっての「母校訪問」は、当時の先生もいないし、部は廃部のうわさで機会がありませんが、雲雀丘特有と思うのが「男女での来校」「年齢違いでの来校」です。男女や先輩後輩の仲が良く、連絡を取り合っているのが、雲雀丘ならでは、うらやましいです。
先日は、バレー部に65期生大学生が時間を合わせて、練習に男女で来てくれていました。一緒にバレーをやっているのもすごいです。
夏休みは柔道部の36期生、37期生が部活指導に来てくれました。37期生は高1時に担任でした。もういいおじさんです。本校道場で指導されている写真が送られてきました。先輩は新聞社から留学をを経て在日外国大使館勤務、後輩は柔道一筋、高校時代は日本代表、関東の柔道強豪大学から警視庁です。全然タイプの違う2人です。校長室に寄っていただき、若かった頃の昔話で「先生が一番怖かった」と歴代一番やんちゃだった強面警官に言われましたが、「叱るのも愛情。ちゃんとしている生徒には優しかった。」とお返ししました。
62期生、63期生も校長室を訪ねてくれました。先輩は東北の大学から横浜で就職、後輩は京都の大学院で研究と頑張っているようです。高校時代はもっとふっくらしていたのに、すっかりシャープな社会人になっていました。鉄道研究部で興味を持ったことがお仕事にや研究にも生かされているようです。
わざわざ、学校を訪れ、校長室までも訪ねていただき、ありがたいことです。入試説明会でもお話ししますが、そこが私学、雲雀丘の良いところです。「進学校になって・・・」「今なら入ることができない」「昔と違って・・・」などと話される卒業生も多いですが、昔と変わらぬ生徒たちの明るさ、まじめさや先生方の様子をみて、ほっとされ、懐かしんでいただけます。「母校は母港になる」みなさんに記事をお願いしました。