学校ブログ

高3学年通信(66期生)

決まり文句の善意

2022/05/16

体育大会から一夜明け、また一週間が始まりました。休みが無く大変かもしれませんが、今週もがんばりましょう。今日は朝から1日模試が行われました。

英語・国語・数学の順に試験が行われました。どの教科も、最後まで一生懸命粘っていましたね。手応えの方はどうでしょうか。今日はまだ自己採点ができませんでしたが、模範解答が配られたら、一度目を通して見直しをしてみてください。今後そういう機会が増えるでしょうが、模試はとにかく見直しを丁寧にすることが大切ですよ。

さて、明日からはまた通常の授業に戻ります。疲れはあるかもしれませんが、しっかり集中してください。いや、何がなんでも集中しなければなりません。なにせ、今日で試験一週間前ですからね。試験の時間割も発表になりました。確認しておいてください。



文系

1限2限3限
5/23(月)現代文英R家基
5/24(火)地A数Ⅱ英W
5/25(水)古典理演政経
5/26(木)日/世数BHR


理系

1限2限3限
5/23(月)現代文英R家基
5/24(火)地A数Ⅱ英W
5/25(水)古典化学
5/26(木)物/生数BHR



今年から文系理系に別れたことで、考査の時間割にもズレが生じています。気をつけてください。テスト続きですが、高2最初の定期考査です。やらねばならん時は、やらねばならんのです。頑張りましょう!本日の日めくりカレンダーはこちら。

「ものさし」のことを皆さんは何と言いますか?多くの人は「定規」と言うでしょうか。ある特定の地域では「ものさし」から「もの」が消えて、「さし」と呼ぶことがあります。「今日はさし忘れた〜」とか「さしできれいに線を引きなさい」なんて言葉が飛び交っています。

自分の持っている常識というものは、先天的なものではなくて基本的には後天的に出来上がるものです。広く言えば、自分の周囲にある環境の影響が大きいわけですね。周囲にどんな人がいるかはもちろんのこと、家庭の状況とか、住んでいる地域とか、実は細かくそして当たり前で意識しないことが、私たちの常識というものを作り上げていきます。だから、私たちのそれぞれ持っている常識が違うのは当たり前ですね。誰一人として、全く同じ環境に身を置くことなどないのですから。自分の常識でしか物事を捉えなくなってしまうと、相手に自分の常識を押し付けることになり、相手を自分の環境で支配していることになってしまいます。それは、その人の生きてきた環境そのものを否定することにつながりかねません。自分の常識に捕らわれず、相手の考え方に意識を向けられる人は、相手を尊重できる人といえるでしょう。そういった意味での、「常識を疑え」という決まり文句は、ぜひ心に留めておきたいものですね。

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