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学園自然百景
2023年09月29日
84.「強壮」
～雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂～
皮の表面の様子から野菜を思い出されたのではないでしょうか。育てた方はおわかりだと思います。ゴーヤー（ゴーヤ）です。
毎年4年生の教材として、中学年図工室の前の花壇に植えています。他にもヘチマ、ヒョウタン、年によってはキュウリを栽培します。以前は、非常によく実っていたのですが、最近、少しできが悪くなっているのが気がかりです。
話を戻します。この黄色（オレンジ色）になった実が弾けたあとになります。普段見るゴーヤとは全く違います。基本的に野菜は未熟なものが多いです。キュウリも熟すと太く黄色くなります。
ゴーヤは、熟すと種が赤いゼリー状のものに覆われます。
落ちたゴーヤーの種①
ゴーヤーの中の種②
これは、なめると甘いのです。熟した黄色いゴーヤは、非常に柔らかく苦みはないのです。市場に出回らないのは、とても傷みやすいからです。もし、ゴーヤを育てておられる方は、お試し下さい。
ゴーヤーは、苦いウリを表す沖縄の言葉です。教科書ではあまり聞き慣れないツルレイシと紹介されています。レイシとは、ライチのことだそうです。
ライチのようなゴーヤー（ツルレイシ）
ゴーヤーの花
写真のゴーヤは丸っこくトゲがあり緑のライチという感じでしょうか。
花言葉は、花についたというよりグリーンカーテンにもなるほどのびる様子やその実が健康食として食されることからのようです。
残暑が続くと言われています。力のつくものをしっかり食べて乗り切りたいものですね。