学園ブログ

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学園自然百景

2024年05月10日

113.「にぎやか」

~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~

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 今年も告天舎をにぎやかにしてくれている樹木があります。春に葉が真っ赤に色づいているカナメモチです。その鮮やかな様子から、この花言葉がついたといわれます。「要黐」と漢字では書きます。扇の要(かなめ)などにその強度から利用されていたことから、モチノキに似た要に利用される木ということでついた名前だそうです。
 垣根によく利用されます。小学校のグランドの南側にも植えてあります。小学校のカナメモチは花が咲き、さらに賑やかさを増しています。
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告天舎の西側にあるカナメモチ 
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小学校南側にあるカナメモチ 

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カナメモチの花
 
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葉の鋸歯
 
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緑の葉の付け根から新しい赤い
芽が出ているのがわかります。 

 葉のまわりは、とても細かい緩やかなギザギザ(鋸歯)があります。赤くなるのは、写真でわかるとおり新芽です。葉の表面は非常になめらかです。
 5年ぶりに徒歩遠足で引率として参加しました。きょうだい学級として6年生が1年生の面倒を見ながら40分ほどかけて公園に行き、一緒に遊んでお弁当を食べるのです。総勢約280名です。6年生は、5年前1年生としてお世話してもらってから、今度は同じ場所にお世話する立場として参加したことになります。とてもにぎやかになりました。
 コロナウイルスでのさまざまな制限が解かれ様々なイベントが以前のように行われている様子がニュースなどでもよく流れています。
 学園にも園児、児童、生徒たちの明るい声が響き、とてもにぎやかになりました。これから、運動会なども行われ、学園を保護者共々賑やかにしていただけることを願っております。