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2014年03月27日

春の勉強合宿 その9

更新が遅くなりました。
無事に3日間のスケジュールを終えて,やりきった充実感を胸に帰宅の途についた生徒の皆さん,お疲れさまでした。「勉強が楽しくなった」と嬉しそうに話す生徒の表情を見ていると,こちらの疲れも吹き飛びます。ありがとう。

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終了式では,ある理由で選ばれた6名の生徒に,この勉強合宿の感想や今後の決意を発表してもらいました。みんなの前で話をするのは少し勇気が要ったと思いますが,頑張って語ってくれました。

最後に引率者を代表して柏木先生に話をしていただきました。問題に感動する感性を持って欲しいとか,受験は過程であり入学がすべてではないという言葉は高校生に響いたと思います。熱い思いを持った大学生になって数年後に勉強合宿で後輩に語りに来て欲しいと言われたとき,そうなれるように頑張ろうと頷いていた生徒が多数いました。その日が来ることを楽しみにしています。

2014年03月26日

春の勉強合宿 その8

おはようございます。今朝はあいにくの雨です。
それでも朝から少しでも体を動かしたくて,屋根のあるところで軽く運動をしました。

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今日は新高校2年生のYさんに挨拶をしてもらいました。
昨日の上級生に負けず劣らずしっかりとした話ぶりでした。

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朝食後は部屋を片付けてから,講義に臨みます。午前中に2コマ,午後に2コマと自学自習です。
終了式まで全部済んで解散するのは18時頃になる予定です。お子さまが帰宅されるまで今日一日を無事に過ごしたいと思います。

2014年03月25日

春の勉強合宿 その7

今日の昼は卒業生に来てもらい,いろいろな話をしてもらいました。
京都や大阪,神戸など関西の大学からだけではなく,北海道,名古屋,徳島,広島,香川からも駆けつけてくれました。学部も法や外国語,総合人間などの文系,医,薬,工などの理系までさまざまでしたが,後輩に話をすることで役立つことができればという思いで参加してくれたことに頭が下がる思いです。

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最初に1Fの講堂で自己紹介をしてもらったあと,いくつかのグループに分かれて,講義室で話を聴きました。いろいろな科目の勉強方法,進路の考え方,大学の特徴など,話題はさまざまでしたが,今しなければならないことを再確認したり,諦めずに頑張ればと励ましてもらったりと,得るものは多かったようです。話を聴いた高校生たちの感想が楽しみです。

春の勉強合宿 その6

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おはようございます。
全員が体調を崩すこともなく,元気に朝を迎えました。軽く体を動かした後,朝の集いで新高校3年のIくんに勉強合宿の感想や決意を交えて挨拶をしてもらいました。しっかりした挨拶でよかったと思います。

バイキング形式の朝食を取ったあと,1コマ目は全員フレッシュな頭で数学に取り組みます。今日の昼前後からは卒業生十数名に来てもらって,受験や進路,大学生活などいろいろなことを聴く機会を用意しています。

2014年03月24日

春の勉強合宿 その5

午後の講義も4つめに入りました。慣れない90分ですから,少しずつ疲れてくる頃でしょう。新高校3年生は文理展開して少人数での講義,新高校2年生には普段授業をしていない担当者に授業をしてもらいました。
これが終われば夕食。その後は60分の自習と5コマ目の講義です。

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左上から新高3 現代文,新高2 古文,新高3 物理,新高3 生物

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左上から新高3 化学,新高3 世界史,新高3 日本史,新高3 漢文

春の勉強合宿 その4

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自学自習の時間を使って,医学科のKさんに受験のことや勉強のしかた,大学生活を話してもらいました。

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先生方をつかまえて質問する生徒

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友達同士で教え合う生徒

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静かに黙々と勉強する生徒とスタイルは様々です。場所を分かれて,90分間過ごしてもらいました。

春の勉強合宿 その3

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昼食のようすです。

このあと,自学自習の時間を取ります。受け身で授業を受けるのではなく,自分で何をするかを考えて,勉強に取り組みます。もちろん友達同士で教え合ってもかまいませんし,先生に質問することもできます。自らを高めるために活動することが今回の勉強合宿の目的の1つですし,高める能力にはコミュニケーション力も含まれます。

春の勉強合宿 その2

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少しだけ休憩を入れて,新高3は古文,新高2は数学の講義が始まりました。これが終わると昼食です。島根大学医学部に進学した卒業生(54期)が激励に来てくれたので,昼食時に生徒へ紹介します。

春の勉強合宿 Start

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春の勉強合宿が南港コスモスクエアにある国際交流センターで始まりました。9時には誰一人遅れることなく,現地に集合しました。さすがに意識の高い生徒の集まりだと感じました。最初に1Fの講堂でこの勉強合宿の意義を進路指導部長に確認してもらい,3Fの教室へ移動して講習が始まりました。

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新高校3年生は理文に分かれて90分の数学に取り組みました。演習中心の授業はハードだったようです。

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新高校2年生は90分の英語に取り組みました。語彙の確認を中心に授業をしていました。

2014年03月23日

頑張った56期生!国公立大学 前期・中期・後期合格者数 過去最高

 3月23日で、国公立大学の中期、後期の合格発表もすべて終了した。まだ、連絡の入っていない生徒も数名いるが、現在わかっているところを、報告いたします。

 ▼AO,公募制推薦および前期  合格者数65名(内 現役51名)
 ▼後期の結果  合格者数 20名(内 現役18名)
 ▼中期の結果  合格者数 2名(内 現役2名)
   (中期と後期のダブル合格者はいませんので、すべて実人数です)
 以上、現段階で判明したのは、国公立大合格者数 87名(内 現役71名)となりました。この数字は、過去最高であり、快挙です。

 今年、卒業していった生徒の中には、雲雀丘学園中学校で初めてつくった一貫コースの生徒が入っているため、学年団の先生方も何とも言えぬプレッシャーを感じておられたことと思います。一貫コース(67名)だけで見ても、東京大学(理Ⅰ)、大阪大学、神戸大学などをあわせて、国公立大学に31名が合格しています。
 学年団の教員方と生徒達、そしてその保護者の方々が一体になって協力してこられた結果です。おめでとうございます。センター試験で5教科7科目を受け、国公立大学に出願した現役生の数は140名足らずでしたので、国公立大学合格率はなんと50%を超えています。センター試験でビハインドを持ちながらも、二次試験対策の授業を毎日受けて、大逆転を果たした生徒達の感極まった喜びの声を聞くと、今までの苦労がすべて吹き飛んでいきます。

 ほとんど休む暇なく、生徒達の勉強だけでなく心もサポートしてくださった先生方、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。しかし、その一方で、残念ながら合格を手にすることができなかった生徒達のことを考えると、申し訳ない気持ちで一杯になります。
 何が足りなかったのか、どのようなところの指導が不足していたのか、反省し、必ず次年度に生かしていきます。絶えず、我々教員は学び続ける努力をしなければならないと、悲しみの涙を流している生徒を見て、改めて決意しています。

関西学院大学高大連携講座秋学期修了

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関西学院大学高大連携講座秋学期の受講者3名に修了証が届きましたので,進路指導部長から渡しました。3名とも文学部で「フランス学入門」を受講しました。週1回,上ヶ原キャンパスまで通うのは楽ではなかったようですが,講義は楽しかったそうです。受講レポートをお願いしていますので,いずれ紹介したいと考えています。

本学で実施している主な高大連携講座として,大阪大学,関西大学,関西学院大学があります。春学期の募集が前年度の年度末にあるので,時期を逸してしまうようです。14年度は大阪大学に22名,関西大学15セミナーに2名,関西学院大学に1名の応募がありました。関西大学ネックレスセミナーの募集を新年度にしますので,特に新高校1年生(59期)には注目してほしいと思います。学校の授業も大切ですが,同時に自分の興味・関心のある分野については,積極的に外へ目を向けてみてください。

2014年03月20日

合格体験記2(国立大学 総合理系)

僕は一年前、悔しい思いをしました。それは、周りの同級生に置いて行かれた、自分の努力が否定されたという気持ちになったからです。
将来への不安、3年間身を粉にして教えてくださった先生方や支えてくれた親への申し訳なさ、そんな思いを抱えながら肉体的にも精神的にも辛い浪人生活を送ってきました。これから受験勉強を本格的に始めていくみなさんには僕と同じ経験を味わってほしくありません。僕が受験勉強で実践した勉強法を少しでも参考にしてくれればとおもいます。
前回に紹介した合格体験記の2回目になります。

国立大学 総合理系合格者

 まず、参考書について。多くの人がこれがいい、あれがいいと評判で選んでいると思います。でも、大切なの は自分の志望校に、自分の性格にあったものを選ぶことです。多くの科 目は問題演習をすればするほど実力がついてきます。複数の問題集を同時にこなすのではなく一冊一冊長く付き合ってみてください。
 つぎに、模試を活用してください。大切なのは解き直してみることです。できれば模試の終わった夜にでも、せめてわからなかった問題を教科書で確認するだけでもしてください。ただし模試が終わった夜、成績が返ってきた時など複数回解き直すときっと次は間違えません。
解説を読むだけでは記憶には残りにくいです。何度も解き直して答えが合わないときに読む程度が一番いいです。
 最後に、授業を一番大切にしてください。予習することで授業の理解力は増します。そして復習で記憶に定着させます。疑問は自分で一度調べて、友達と議論 して、それ でもわからなければ先生に質問に行くと記憶に残りやすいです。答えを学ぶのではなく、なぜそうなるのかという理由、原理を求めてみてください。回り道に見えますが大学入試では原理を理解していると解答の糸口が見えるものも多いです。

  最初にも述べたとおり、最も良い勉強法は個人個人違います。迷った時は先生に助けを求めてください。きっといいアドバイスがもら
えます。雲雀丘学園は「学び」の恵まれた環境だと思います。様々なことを学び、友達と支えあい、自らの道を切り拓いていってください。
頑張ってください。応援しています。
                    

2014年03月18日

小論文対策

前のブログでも掲載しましたが、私立大学の指定校推薦、私立・国公立大学のAO入試、公募制推薦などにも対応するために志望理由書、 面接、 小論文指導に一人一人丁寧に対応してきました。
まず最初に志望大学の学部に添った過去に出題された小論文問題を生徒に手渡しして自分で論述してもらいます。もちろん事前に小論文の書き方は、国語の授業などで勉強済みです。
しかし小論文は、聞いてすぐに読み手側が納得するように論述できるものではありません。何度も何度も書き直して練習しなければなりません。初めに書いてきた文章については、やはり根拠のない自分の偏った意見であったり、知識不足から論述が足りなかったりするなど論述が弱い部分に赤ペンで細かく先生が指導を入れていきます。結論までの導きが弱い部分などに,"なぜこのような結論に達したのか"細かく添削します。先生から指導されて何度も,何度も書き直してきます。写真の小論文は、1回目から2回目と回数を重ねるごとに内容の深い論述に仕上がっていく様子がとてもよくわかります。
5回目でようやく指導される先生から合格をもらいました。
このお互いの粘りが大学受験だけではなく、苦難から逃げることなく「自分と向き合う」姿勢につながり人生の進路指導となっています。
この努力を乗り越えられてきた受験生は、人生で難しい問題に直面しても粘り強く取り組んでいってくれると信じております。
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2014年03月17日

サントリー先端科学実験教室2014

サントリー生物有機科学研究所で3回目の先端科学実験教室をおこないました。今回も多数の応募があり,高校1年生・2年生26名と今春卒業した3年生2名が参加しました。一流の研究者の方にサポートしていただき,先端機器を実際に使わせていただいて実験を経験するこの企画は,他校にはないものと自負しています。

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仙木理事長から「最先端の研究者の姿から何かを感じ取って欲しい」とのお言葉をいただき,体験がスタートしました。その後,佐竹部長に体験する実験の背景をレクチャーしていただき,「失敗を怖れないで」と励ましていただきました。

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3つのグループに分かれ,時間差で①PCRによる遺伝子の増幅と電気泳動による確認,②増幅したPCR産物のDNA配列解読,③共焦点蛍光レーザー顕微鏡によるタンパク質の細胞における所在の確認の3つのテーマを体験しました。今年は材料のホヤを解剖して,卵巣や脳を取り出す実験をオプションで用意していただきました。
生徒たちは最初のうちは緊張して言葉も少なかったようですが,研究員の人たちに優しく指導してもらううちに笑顔もみられるようになりました。昼食を共に頂いてからは,実験の内容だけではなく,いろいろなことを尋ねるようになっていました。次世代シーケンサーやデジタルPCRなど最新の機器に囲まれた中で,それを使いこなす研究員の方に教えていただきながら,楽しく過ごすうちに時間となってしまいました。感想はこれから取りまとめますが,表情を見る限り非常に満足してくれたものと思います。

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2014年03月15日

合格体験記1(国立大学 医学部 医学科)

国公立大学、私立大学の入学試験がほぼ終了し、本校も新しい生徒と迎える準備が始まりました。
今年の合格状況は、ブログで報告させていただいていますが、本日より本年の合格体験記をいくつか紹介していきたいと思います。

国立大学 医学部 医学科 合格者体験記 

 私は塾にも行っておらず生物を選択していたこともあり、自ら進んでサントリーへ足繁く通っていました。そこでは、電気泳動やPCR、遺伝子導入など学校にいるだけではできないことなどをしてきました。新しいことに触れることによって、自分の「もっといろいろなことを知りたい」という意欲がわいてきました。
 高いモチベーションのおかげで生物の定期テストではだいたいクラス一位をとっていました。しかし、それだけでは物足りず、もっと自分の力を試してみたいと思い、化学オリンピック、生物オリンピックに挑戦しようと決意しました。いざ立ち向かおうとしても自分の知識はせいぜい教科書程度だったので、毎週土曜日に先生にオリンピック対策用の講義を開講してもらい、約二か月ちょっとの間精一杯勉強しました。その結果見事予選を通過することができ、本選でも上位四十位以内に入ることができ、銅メダルを獲得しました。
 
 実際一番大切なのは、どれだけ一生懸命にやるかどうかです。神様が本当にいるかどうかはわからないですが、何かに一生懸命まじめに取り組んでいる人は、きっと誰かがそのことを見ていて何かしらの恩恵があるはずです。なので皆さん精一杯諦めずにがんばりましょう。

2014年03月14日

職業人インタビュー

本校のキャリア教育として中学2年生に「職業人インタビュー」を行っております。
中学3年生で、医師や弁護士や教師、ジャーナリストなど様々な職種の職場に訪問し、仕事のやりがいについてお話を聞かせていただきます。
この事前学習として研究した内容を発表いたしました。
今回は、設計士・消防士・ピアニストの3つでしたが、1日の業務の多忙さに驚いたことや才能がなければ認められない仕事であることなど色々学べたようでした。
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2014年03月12日

高2 志望理由書サポート講座

本日、高校2年生対象に、学研 教育みらい 学力開発事業部 小論文添削室 講師 の岡田眞奈美さんによる「志望理由書サポート講座」を講堂にて開催いたしました。
志望理由書を書く意義、志望理由書の構成、書き方などを丁寧に話していただきました。
講演の途中では、生徒に現在志望している職種や学部・学科、大学なども聞きながら、具体的にアドバイスしていただきました。
今日は、国公立大学の後期入試の日です。
本日講演を聴いていた生徒達の大学受験は、もう1年を切っています。
志望理由書を書きながら、自らの将来進みたい道を考えてみてください。
自らの道を見つけるきっかけになる生徒もいれば、道を確かめ、より強い動機になる生徒もいると思います。
今年は、このような志望理由書の書き方を用いて指定校推薦や公募制推薦、AO入試に出願し、合格していった生徒が多数います。国公立大学だけでも、現役生だけでも12名が合格していきました。
全国から多数の志願者が志望理由書を提出しますが、書類選考で見られるのは、調査書とこの志望理由書です。志望理由書を読んで、この生徒に会ってみたいと思ってもらえるように、今回のサポート講座を参考にして、一人一人が渾身の志望理由書を書きあげて行ってほしいと思います。

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2014年03月10日

今年も、東京大学合格! 国公立大学 前期試験の合否結果を報告

本日、東京大学、京都大学の合格発表がありました。
昨年に続き、今年も、東京大学(理1)に1名合格しました。すばらしい、快挙です。
特に、この生徒は今年初めて卒業した一貫コースの一期生です。
京都大学の工学部にも1名合格しました。この生徒は昨年、惜しくも合格を手にできなかった生徒で、リベンジを果たしました。
 2名の嬉しい報告もありましたが、残念ながら東京大学、京都大学を受験したが、合格できなかった生徒もいます。受験は水物のところもあるかとは思いますが、彼らを合格させてあげることができなかった我々教員の指導不足を猛省し、次年度は、もっと多くの生徒が喜ぶ姿を見たいと思います。
 前期試験の結果は終わりましたが、まだ後期が残っています。今一度、勇猛に立ち上がり、難関に挑戦していってください。
 踏まれても踏まれても、雑草のように立ち上がる、そのような不屈の闘志を持って挑戦することが、今後の社会に出て挫折を味わいながらも負けない、強靱な精神を養うことにつながり、きっと、将来の大きな財産になると信じます。このときこそ、雲雀丘の精神を発揮してください。
 国公立大学の合格者数は、AO,推薦入試の合格者数も含めると、現在65名、内現役生51名です。
昨年は、国公立大学の合格者数が合わせて60名で、本校で最高記録は一昨年の70名です。
卒業生数は一昨年よりも約40名少ないにもかかわらず、最高記録をあと少しで塗り替えるところまで来ています。
一貫コースの一期生の努力が、着実に実を結んできています。

2014年03月08日

3月8日現在の国公立大学合格者数のお知らせ。

主な国公立大学 前期試験の合格発表が3月10日まで行われています。
8日現在で約10校の大学を除く大学の合格発表が終了しました。
現在の、雲雀丘学園高等学校の受験生の合格者数を、お知らせいたしておきます。
AO入試、推薦入試も含めた合格者数です。
 国公立大学 医学部医学科 2名(現役)
 北海道大学 3名(内 現役2名)
 九州大学 1名
 神戸大学 2名(内 現役1名)
 合計 国公立大学 50名(内現役 40名)
なかなか、厳しい結果でした。
努力が実って感極まって涙ぐむ生徒がいる一方で、がっくりと肩を落としている生徒も多くいます。
 しかし、まだ、後期が残っています。もうダメと諦めずに、目の前にあるチャンスを是非、自らの手でつかみ取ってください。
雲雀丘学園の初代理事長がおっしゃっている「やってみなはれ」精神です。やらずに負けてしまうのは、余りにもったいない。やってみなければ、何も始まらない。
過去は変えることはできませんが、今できることを精一杯行って、将来の運命を変えることはできる。
「くじけるな! やってみなはれ! やってみなはれ!」 です。
そして、人事を尽くして、天命を待とう。 
今悔し涙を流している生徒諸君へ。
いまこそ、「高志、自律、努力」 「向き、不向き よりも前向きに生きよ!」 「成功の反対は失敗ではない。何もしないことだ」
                                進路指導部 部長

2014年03月05日

祈りのこもった千羽鶴届く

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3月3日に、本校卒業生52期生の保護者の方から、高校3年生に千羽鶴が届きました。
毎年、この時期に送っていただいており、進路指導室に飾らせていただいております。大学受験の高3生のみならず、多くの生徒にエールと元気を与えていただいています。
「雲雀丘学園の子供達 頑張って!」と心を込めて折っていただいた千羽鶴は、今年で5年になります。
今年は、千羽鶴に加えて、太宰府天満宮のお札も送っていただきました。
本当にありがたいことです。高校3年生の生徒や学年団の先生方に代わりまして、心より、お礼申し上げます。
そして、同封された手紙に「どうぞ、希望の未来へと大きく羽ばたかれますように」と暖かいメッセージも添えられていました。
56期生は先日卒業式を終えましたが、現在は国公立大学を目指している生徒は前期試験の合格発表を待ちつつ、後期試験に備えています。また、私立大学の後期入試に向けて勉強している生徒もいます。
心が折れそうになりそうなとき、進路指導室のこの千羽鶴をみて、勇気づけられた生徒が一杯います。
千羽鶴は、疲れたときや投げ出したくなっている生徒の心には激励の言葉を、くじけそうな生徒の心には優しく「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って励まし言葉を送ってくれています。


2014年03月04日

関西大学15セミナー(春学期)募集開始

 高校1年・2年の教室に平成26年度関西大学高大連携講座Kan-Daiセミナーの1つである「15セミナー(春学期)」の募集を掲示しました。これは関西大学が学部生に開いている講座の一部を高校生にも公開しているもので,1つのテーマを15回連続の講義で掘り下げていきます。今年度も17講座の募集がありますので,興味のある分野の講義を受講してほしいと思います。詳細は各教室に掲示しています。関西大学の修了証書が交付され,本校の高大連携講座の単位としても認定されます。大学での学問の雰囲気を体感する意味でも,ぜひとも参加してもらえればと思います。学内締切は3月18日(火)朝までです。申し込み用紙は学年や進路指導部にあります。不明な点は進路指導部に聴きにきてください。

関西大学 Kan-Dai15セミナーについての詳細はこちら(昨年度)

2014年03月02日

卒業おめでとうございます(2)

ご卒業おめでとうございます。振り返ってみて、雲雀丘学園の生活はいかがでしたか。多くのみなさんが、よかったなと思っていることを願います。
卒業して、これから先のことを考えると、いろいろ不安もあると思いますが、先のことは誰にもわかりません。前を向いて、今できることを精一杯して、歩んでいってほしいと思います。そしていつか振り返ってみたときに、これでよかったと思えると良いですね。
みなさんの未来が幸せいっぱいでありますように。  
井阪優子

卒業おめでとう!
56期生のみなさん、卒業おめでとうございます。
3つのコース制になってはじめての生徒であるみなさんは
頑張ろうという気負いも、同時にとまどいもあった学年だと
思います。残念ながら、教科のほうでは全くかかわることの
なかった私ですが、昨日の卒業式でもその成長が充分感じられました。

「人間到る所青山あり」

雲雀を卒業して、それぞれの道にすすまれることでしょうが
高校時代を忘れずに、自分の道を切り拓いてください。

                    佐藤美子

ご卒業おめでとうございます。
若い力のすばらしさは今年のオリンピックでも証明されました。
君たちも世界を舞台にそれぞれの道で力を尽くして下さい。
希望に満ちた前途に栄光あれと祈ります。
            長塚英治
「知天命」  

 「I was born」は確かに受身形で、私たちが生まれるということは、自分の意志ではないのかもしれません。この受身形で不本意な生をどこで自分の主体的な生として引き受るのか、それが人生の一つの要点なのかもしれません。
 我が身を振り返れば、いくつかの偶然と巡り合わせで国語教師の職についたのが20代半ば、いささか不本意でもありました。しかし、家族のこともあり、この仕事しかないと思い定めたのが40才、多くの人、生徒たちとの出会い、学びの中で、教師としての醍醐味と社会に対する役割も自覚でき、この職こそがわが天職であると思い至ったのは50才の時です。そう、「三十而立、四十而不惑、五十而知天命」(『論語』学而編)です。不本意が本意に転じ、私が自分の生を引き受けたのはこの時なのかもしれません。長い時間がかかったものです。
 あなたたちのこれから歩む道には、予期しない、不本意なことも出来(しゅったい)してくるでしょうが、その不本意を自分のこととして引き受け、多くの人と「学び」との出会いを経験する中で、その不本意が本意になるときがきっとあります。偶然が必然になるというのはそういうことだと思います。
 不本意 必ずしも不幸ならずり、何ぞ本意に転ぜざらんや
 私の餞(はなむけ)の言葉です。   守本 進


アンパンマンの歌詞に「何の為に生まれて 何をして生きるのか 答えられないなんて そんなのは嫌だ!」
自分がこの世に存在することの意味をさがし続ける人生ですが、あなたにしかできないことが必ずあります。その答えは、この歌詞のあとに続く歌詞の中に書かれています。
「今を生きることで 熱いこころ燃える だから君は行くんだ微笑んで。」
一瞬に過ぎていく今を生きてください。笑顔を忘れずに。
卒業おめでとうございます。
            和田 由起子

2014年03月01日

卒業おめでとうございます。

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56期のみなさん,ご卒業おめでとうございます。
第2ステージの先頭を切り開いてきた皆さんのあとを後輩たちが続いていくことと思います。
今は悩み,迷い,不安を感じているかもしれませんが,頑張ったことは必ず活かされます。
Steve Jobsがスピーチの中で "so you have to trust that the dots will somehow connecting your future"と言ってました。今は何に繋がるか分からなくても,いつか繋がると信じて前に進みましょう。
きっと道は拓けます。  村上 敦彦

ご卒業おめでとうございます。
アインシュタインの名言集に、「成功者になろうとするのではなく、
価値ある人間になろうとしなさい」という言葉があります。
器量の大きい人間になれという意味だそうです。
みなさんの人生に幸多きことを祈ります。
辛い日、悲しい日も笑ってください。きっと大きく
成長されることでしょう。
金田信二

56期生のみなさん、卒業おめでとうございます。
これからみなさんが経験することに比べると、
学校で学んだことはほんのわずかでしかなかったことを実感すると思います。
しかしその「わずか」が、すべての土台となるものであることも分かるでしょう。
本校の卒業生であることを誇りに、堂々と胸を張って新しい道を歩んで下さい。
卒業という名の新たなスタートを切った皆さんの明るい前途を祝福します。
川村 護

56期生の皆様ご卒業おめでとうございます。「成長」のときだからこそ、いっぱい「悩み」がある。「希望」と「悩み」との戦いが青春時代です。人生には寒風の日もあるが、温かな心ではねのけ、希望の日々を送ってください。
           谷川孝彦