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2018年10月24日

教育ICTタブレット説明会

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 株式会社KDCの方に来ていただいて、教員対象に教育ICTタブレットの導入に関する説明会をしました。各テーブルに人数分iPadが準備され、実際にiPadを触りながら、どのように授業に活用できるのかを説明していただきました。

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 ご説明のなかで、たくさん興味深い活用方法がありましたが、特に個別学習とグループ学習をきり分けて効率よくできるところが魅力的でした。個別学習では、学習内容を生徒自身が発表するときに、他の生徒のiPadに発表者の画面を表示することができます。そして、発表者がレーザーポインターのような線を使って、「ここの部分を見てください」と指し示すことができます。口では説明しにくいことも伝わるので、生徒にとってかなり発表しやすくなると思います。グループ学習では、グループで共有して作業でき、先生に「できました」・「ヘルプ!」のサインを送ることができ、グループ活動をしっかりサポートできるようになっています。活動の様子がよくわかるので、生徒に直接コメントしたりする時間が増えて、より活発な授業になることを期待しています。
 タブレットを使った授業は、新しい授業方法の一つとして、非常に注目されています。従来の一斉講義型の授業も良いところはありますが、社会が大きく変わっていくなかで必要な力をはぐくむために、新しい授業を模索して、挑戦していくことは大切です。タブレットの活用方法を研究し、より深い学びを実現していきたいと思います。

中高  数学科  大槻 和志

2018年10月17日

小学校のプログラミング教育

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 2020年度から小学校でプログラミング教育が始まることは多数報道され,みなさんに広く知られています。しかし,教育現場では,一部の学校や教員がそれに長けていて,全体的には不安が残っていることはあまり知られていません。文部科学省が掲げる目標は,確かに,的を射ていると思います。コンピュータをブラックボックスにしてはいけない。それを作った私たちが,的確に命令を与えて作業をさせる。その手法を中学生からではなく,小学生から学ばせたい。これからは,「読み・書き・パソコン」なんだ,と。
20181017-1.jpg 雲雀丘学園では,昨年度,授業ではなく,放課後に行う課外教室で,「プログラミング教室」をスタートさせました。ロボットプログラミング教室の「プログラボ」さんとタイアップして,学園内に「ヒロバ」と呼ばれる「ラボ」を全国に先駆けてつくり,幼稚園から中学校前半までの幅広い学年を対象として,活動がなされています。もちろん,これで「完了」ではありません。遅ればせながら,やっとスタートラインに立つことができたと考えています。昨年度の内に,まだ一部ですが,「プログラミング的思考」や「プログラミング教育」を研究題材とした授業が,「ラボ」を利用した授業も含めて,実践され始めました。
 本年度,小学校の教務部が提案を行い,約2年をかけて,「プログラミング教育」を全体で取り組むための「ロードマップ」が完成し,動き始めました。数年前から,メディア教育部会のメンバーや,教務部の中でささやかに議論されていたことが,ようやく実を結んだのです。本年度は,6年生の「PC」でビジュアル型プログラミング言語を使った図形を描く授業と,5年生の「PC」と「算数」が連動して,ビジュアル型プログラミング言語を学んだあと,「円と正多角形」の学習で活用していく授業を行う計画になっています。
 テレビゲームが初めて日本で販売された1970年代,それを偶然手にした私は,ゲームの機能と共に,パソコンが「進化」していく様子をこの40年間,見て感じてきました。高等学校に情報科ができた時も,その教員免許を取得する過程で,「高校生ならこのようなことは理解できるよね」と感じたのもつかの間,その考え方を小学生に教えることになるとは思いもしませんでした。1つひとつ前進していかなければならないと感じています。
(小学校教務主任 藤川雅康)


2018年10月05日

プレゼンテーション機会の増加

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プレゼンテーションとは、聴き手の心を動かし、目的とする行動を起こさせるために行う情報伝達のことです。中高でも、各先生による授業はもちろんのこと、さまざまな場面で生徒から生徒へのプレゼンテーションを行うことが多くなっています。これは、そもそも普段の社会生活や学校生活の中で、私たちの身の回りにプレゼンテーションの能力を要求される場面が数多くあるからだといえます。社会に出てからも、他人にうまく情報を伝えるプレゼンテーション力は大いに役立ちます。学生時代からプレゼンテーション力をつけることは非常に重要です。
20181005-1.jpg最近でこそ、プレゼンテーションといえばPCやOHCを使ってプロジェクタに映し出すスタイルが当たり前のようになってきています。学校現場においても、プロジェクタや電子黒板、先生・生徒の双方向によるPC・タブレット端末での通信機会の普及が進み、それがもう珍しいものではなくなってきています。
これらが普及される前は、コンピュータを使わないプレゼンテーションがたくさん存在し、現在でもそのスタイルが継続されているケースがあります。たとえばデパートの商品売り場で、とても切れ味の良い包丁さばきの現場を見せたり、機能性の高いお掃除グッズなどをうまく紹介したりしていることがあります。お客さんの購買意欲を高めるためには、このように実際に商品を見てもらうこと、かつその場の雰囲気や話し手の技量がものをいいます。
本質的には、コンピュータを使うプレゼンテーションでも同じことがいえます。聴衆にとって有益なプレゼンテーションにするためには、基本的に発信者がしっかりと事前準備して説明を加えなければなりません。発表テーマにおける正しく詳しい情報収集から、話の内容の論理構成を考えたり、視覚的にイメージのしやすい画像や表、グラフを活用することも有効です。特にデータを扱う場合は、表やグラフにまとめると視覚的に表現でき、言葉だけよりもその特徴や傾向を把握しやすいので、情報の受信者の理解を助けたり、発信者の意図を強く印象づけることにつながります。こういった機能はPCやタブレット端末、それに付随するインターネットなどからすぐにまとめることができるので、プレゼンテーションの幅が広がっているわけです。
中高では、すでに全教室にプロジェクタ配備がされており、さらに来年度から新中1にタブレット端末が全員に配布されます。これらのICT機器の普及がさらにプレゼンテーションさらには学習の可能性を高めていくことは言うまでもありません。
しかし、大切なことは、コンピュータを使う使わないに限らず、聴衆にとって良いものになるかどうかです。私たちもこれらの環境を大いに活用・研究し、よりよい学習活動へとつなげていくことを追い求めていきます。

(中学校高等学校 教諭 増田勝彦)