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プレゼンテーション機会の増加

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プレゼンテーションとは、聴き手の心を動かし、目的とする行動を起こさせるために行う情報伝達のことです。中高でも、各先生による授業はもちろんのこと、さまざまな場面で生徒から生徒へのプレゼンテーションを行うことが多くなっています。これは、そもそも普段の社会生活や学校生活の中で、私たちの身の回りにプレゼンテーションの能力を要求される場面が数多くあるからだといえます。社会に出てからも、他人にうまく情報を伝えるプレゼンテーション力は大いに役立ちます。学生時代からプレゼンテーション力をつけることは非常に重要です。
20181005-1.jpg最近でこそ、プレゼンテーションといえばPCやOHCを使ってプロジェクタに映し出すスタイルが当たり前のようになってきています。学校現場においても、プロジェクタや電子黒板、先生・生徒の双方向によるPC・タブレット端末での通信機会の普及が進み、それがもう珍しいものではなくなってきています。
これらが普及される前は、コンピュータを使わないプレゼンテーションがたくさん存在し、現在でもそのスタイルが継続されているケースがあります。たとえばデパートの商品売り場で、とても切れ味の良い包丁さばきの現場を見せたり、機能性の高いお掃除グッズなどをうまく紹介したりしていることがあります。お客さんの購買意欲を高めるためには、このように実際に商品を見てもらうこと、かつその場の雰囲気や話し手の技量がものをいいます。
本質的には、コンピュータを使うプレゼンテーションでも同じことがいえます。聴衆にとって有益なプレゼンテーションにするためには、基本的に発信者がしっかりと事前準備して説明を加えなければなりません。発表テーマにおける正しく詳しい情報収集から、話の内容の論理構成を考えたり、視覚的にイメージのしやすい画像や表、グラフを活用することも有効です。特にデータを扱う場合は、表やグラフにまとめると視覚的に表現でき、言葉だけよりもその特徴や傾向を把握しやすいので、情報の受信者の理解を助けたり、発信者の意図を強く印象づけることにつながります。こういった機能はPCやタブレット端末、それに付随するインターネットなどからすぐにまとめることができるので、プレゼンテーションの幅が広がっているわけです。
中高では、すでに全教室にプロジェクタ配備がされており、さらに来年度から新中1にタブレット端末が全員に配布されます。これらのICT機器の普及がさらにプレゼンテーションさらには学習の可能性を高めていくことは言うまでもありません。
しかし、大切なことは、コンピュータを使う使わないに限らず、聴衆にとって良いものになるかどうかです。私たちもこれらの環境を大いに活用・研究し、よりよい学習活動へとつなげていくことを追い求めていきます。

(中学校高等学校 教諭 増田勝彦)