学園ブログ

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IT時代を生き抜く

2018年02月07日

1人1台の児童用タブレット導入に向けて

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 小学校では,保護者の皆様のご協力により,本年4月より1人1台の児童用タブレットを導入いたします。導入に向けて,ICT教育推進委員会が中心となり,研修を実施しています。今回は,株式会社MetaMojiより講師をお招きし,リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoji ClassRoom」についてすべての教員が参加して研修を実施いたしました。

20180207-1.jpg 研修は,実際に一人一台タブレットを操作しながら行いました。はじめに,児童の立場に立って,「児童がどのように操作するか。」を学びました。書く,写真を撮る,音声を録音するといったいくつものアプローチで考えを表現できます。各人がタブレットで書き込んだ内容は即座に他のタブレットや電子黒板上で共有されます。これにより,「一人が発表して聴く」という形から,「同時に多くの児童が発表する」また「情報を比較し考えを構築する」という形へ発表方法が変化していくことを感じられました。

201802047-2.jpg 続いて,指導者がどのようにアプリを運用するかについて学びました。指導者から児童へ教材を提示する際は,個別に考えさせたいのか,小グループで考えさせたいのか,クラス全体で考えさせたいのかによって提示法が変えられます。また,アドバイスを必要としている児童に対して個別に支援する方法についても学びました。
 今回の研修で学んだアプリをはじめとして,タブレットを有効に活用し,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け,教員研修に取り組んでまいります。
(小学校ICT主担 森岡俊勝)