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『師』をもとめる

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 3年生は英語の時間に『クリスマスプレゼントにほしいもの』を考えて,サンタクロースに英文のお手紙を書きました。自己紹介から始まり,一番大切な「ほしいもの」をしっかりと書いて,最後は “Thank You.from ○○”で締めくくります。3年生のほとんどは,サンタクロースの存在を信じています。「ぼくの家には煙突がないんだけど,サンタさんはどこから入ってくるのかなぁ…?」と真剣になやんでいる姿を見ると,微笑ましい気持ちになります。

 そんな可愛い3年生ですが,少しずつ自我が芽生えはじめると,大人,とくにお母さんの言葉に素直に応じなくなります。ときには乱暴な言葉もつかいはじめます。それが心の成長の証だとはいえ,保護者の方の心中は不安でいっぱいになることでしょう。

 ある教育書に,「そういうときは外の指導者に子どもを任せる」ことも一つの手だとありました。ピアノ教室の先生,サッカークラブのコーチなど,外の指導者のアドバイスには子どもは素直に耳を傾けるものです(子どもが熱中しているもの,という前提ですが)。自分の面倒をみてくれるのはお母さんを中心とした家族…という年頃から脱皮をして,子どもは自然に外に『師』を求めるようになるのですね。その師に我が子を任せるぐらいの思い切りが,中学年の子を持つ保護者には必要だということです。

 学校の教師が『師』となる場合も少なくないと思います。歴史好きの子は歴史に詳しい教師に,野球好きな子は野球が得意な教師にと,自分の興味に長けている教師に子どもは自然に寄っていきます。担任を『師』とする子もいれば,隣のクラスの担任に自分と共通する何かを見つけて『師』とすることもありますね。

 教師として子どもに『教』えるだけでなく,子どもの『師』となるよう自分を磨くことも大切…。あらためて,そう感じます。

(小学校 研究部主任 神吉 清視)
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