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2019年02月22日

「できた喜び」

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 先日近くの文房具屋の片隅に、今は見かけることが少なくなったこよりを見つけました。小さい頃に七夕の時期になるときまって家で、こよりを作ってもらってくるようにと言われたのを思い出しました。
 当時4〜5歳の私には難しい作業だったのですが、自分で作ると言ってきかない私に、手先の器用な祖父が根気よく教えてくれたのを思い出します。祖父はあっという間にピンとした売り場で並んでいるような立派なこよりを仕上げるのですが、当然私はうまくいきません。祖父は自分で作った方が綺麗で早く仕上がるのに本当に根気よく教えてくれました。
 その甲斐あってどうにかこよりらしきものが出来上がった時、私は嬉しくてそのこよりを家族全員に見せて回りました。きっとその時、自分で作ったという満足感でいっぱいだったのだろうと思います。
 今教職に就き、日々子どもたちと接する中で、一人ひとりに優しく寄り添い、根気よく指導することを大切に、どの子にもやり遂げた満足感を味わってほしいと願っています。そのために、今後も一人でも多くの子が努力した後の成功体験を味わえるような環境づくりに努めていきたいと思います。
 私が幼い頃、祖父とこより作りをした経験を思い出し、その思いを新たにしました。

(小学校 池川直彦)

2019年02月15日

「教学半」

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 「教学半」は「教員は自分が児童に教えることと、児童を指導することで学ぶことは半々。だから、児童は自分の先生だと思いなさい。」という意味で、私が教員になった1年目に先輩の教員に教えてもらった言葉です。だから、「先生、先生とちやほやされても勘違いするなよ。」と言葉を続けられました。その時、この言葉を書いてもらった紙は今でも大事にしまっています。
 20年以上の教員生活の中で、児童に教えてもらったことは一言では語れないほどたくさんあります。正直、今でも自分が児童に教えてもらった事ほど、児童に返せている自信はありませんが、長い間教員を続けてこられたのは児童の教えとこの言葉のおかげだと思っています。これからも「勘違い」することなく、少しでも児童に返せるように頑張りたいと思います。

(小学校 松本剛志)

2019年02月01日

「今を大切に、自分を大切に」

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 朝起きて、学校に着き、教室で子どもたちを迎え入れる。授業をして、たくさん笑って、夕方みんなを笑顔で送り出す。それから授業の準備などをして、家に帰る。毎日同じ事の繰り返しのように感じるこの生活を、とある本の中でこのように書かれていました。『今日は昨日の続き、明日は今日の続き』。あたりまえのことですが、この言葉を見たとき、幼いころ母が言っていた言葉を思い出しました。それは「嘘はついてはいけない。なぜなら、一度嘘をつくと、その嘘が嘘だとバレないように別の嘘をつくようになる。そして何が本当だったか自分でも分からなくなり、結局、信頼をなくすだけでなく自分で自分を苦しめることになる。」ということです。繋がりがないように感じる2つですが、明日の自分を大切にするということは、正直に、まっすぐに生きていくことなんだな、とその本を読んだときに感じました。これからも、自分に正直に、明日の自分が今の自分を思い出したとき恥ずかしくならないように過ごして行きたいと思います。
(小学校 中川茉奈)