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親孝行・やってみなはれ

2020年11月20日

祖父の夢

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 祖父は「やってみなはれ」を体現したような人でした。70歳を過ぎてから食と健康について学び始め、地域の小学校で食育の出前授業に出かけたり、吉本新喜劇が地域公演にやってきたときには、オーディションを受けて見事舞台で観客の笑いを誘ったりと、何でも挑戦する人でした。年齢に関わらず、学び挑戦し続ける姿勢にいつも私は尊敬の念を抱いていました。そんな祖父も一昨年病に倒れ数か月の闘病生活の末に亡くなりました。その病床でも、「退院したら、自分が学んできたことを生かして地域の人の役に立ちたい」と力強く語っていました。
 私は「教員になる」という中学生のときからの夢を、両親の支えで叶えることができました。教員として、生徒が夢を叶えられるように、私ができることに全力で取り組むのはもちろんですが、両親の夢を今度は私が支えたいとも思っています。
 ささやかではありますが、それが私の親孝行です。

(中学校・高等学校 英語科 グローバル教育部 中1副担任 瀧元 美菜子)