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親孝行・やってみなはれ

2024年05月17日

私なりの親孝行

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 日本人の平均寿命を81年として、これを日数で表すと3万日です。私は今年51歳になるので、1万8千日生きていることになります。人生の60%を経過しているわけです。残された40%の日数をどのように生きていくのか?医療の発達などで平均寿命はのびていますが、残された日数が少なくなっていくことに変わりはありません。自分が年を取るということは、同じだけ親も年を取ります。時間が止まることはありませんので、改めて命の尊さ、はかなさを痛感します。親孝行を考えた時、離れて暮らす母親にどんなことができるのか?母親のことを気にかけることはもちろんのこと、せめて週に一度は電話をかけて会話をする。母の誕生日や母の日には、ささやかながらプレゼントを送る。そして何より親よりも長く生きる。これらのことが、せめてもの親孝行になるのではないかと考えています。決して気の利いたことはできませんが、残された人生、私なりの親孝行を実践していきたいと思います。

(雲雀丘学園小学校 4年担任 石井 伸彦)