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「快挙に拍手」

~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
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「会場全体をぐっと音楽の世界に引き込む演奏」

去る7月26日27日に開催された第48回全国高等学校ギターマンドリン音楽コンクールで雲雀丘学園ギターマンドリン部は審査員から冒頭の絶賛の評価をいただき、見事「朝日新聞社賞」を獲得しました。これは実質全国第2位の賞で、昨年の全国知事会賞(実質全国3位)を上回る快挙です。

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 大会前の練習風景

雲雀丘学園ギターマンドリン部が審査員をうならせ、聴衆を魅了する素晴らしい演奏をしたことはその通りですが、そのほかにも同部の活動には誇るべきものがたくさんあります。私がいつも感心に思うのは部員のほとんどが入部時に初めてギターやマンドリンを手にします。いわば全くの素人集団がここまでやってのけるのです。指導はクラブの卒業生が、仕事や学業の合間を見て教えに来てくれます。有難いことです。驚くべきは顧問の先生方です。3人いますが誰一人マンドリンが弾けません。熱心さと部員への愛情がすべてになります。

したがって日常の練習は先輩が後輩を教えることが基本になります。私はまさにこれこそが学びや上達の秘訣だと思っています。比較的近い関係にある部の先輩後輩だからこそスキルが伝わります。松下村塾なども基本は塾生同士が必死に勉強し相互に高めあう授業が逸材輩出の原動力になりました。近くにあります宝塚歌劇なども先輩を見習って、目標にして上達していきます。自分たちの力で歌劇団を創り上げているのです。

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 当日朝、校庭で円陣を組んで いざ        終了後学園に戻り記念撮影

今年の大会には65人が出場しました。対象となるメンバー全員です。これも雲雀丘学園ならではの素晴らしいことだと思います。とにかく部員全員が一丸となって総力を出し切る、これが日ごろの練習以上の成果を呼ぶものと思います。

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 演奏に聞き入る皆さん                お年寄りを前に演奏

道明寺に「高殿苑」という高齢者介護施設あり招かれて演奏にお邪魔することがあります。お年寄りは演奏に涙を流しながら聞いておられます。こんなこともメンバーの人間的な成長の糧になっているかもしれません。

今回の快挙に改めて大きな拍手を送ります。

(2018.8.20)