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親孝行・やってみなはれ

2020年07月10日

「親になる」

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今年の3月。我が家に第一子となる子どもが誕生しました。
文章で書くとたったこれだけの一文ですが、決して順風満帆にこの日を迎えたわけではありませんでした。結婚してこれまでの6年。子どもがほしいと願うものの、なかなか子宝に恵まれず、夫婦そろって落ち込むような日も何度もありました。この間、先生方や当時担任をしていた子どもたち、保護者の方々からも温かい心遣いをたくさんいただきました。
そんな中、ようやく子どもが誕生し、一人の親になることができました。私を親にしてくれた妻に、子どもに、そして支えてくれた方々に心から感謝しています。

出産を報告したとき、母からもらった手紙の中で今も心に残っている言葉があります。
「親になったからこそ感じる、喜び、感動、苦しさを思い切り楽しんでください。」
親になるということの深さと母の思いを感じた言葉でした。

まだまだ駆け出しの親ですが、今後は子どもを思う保護者の方の気持ちに一層、寄り添うことができるのではないかと思います。
この頃、子どもたちからは「先生、子どもが産まれて優しくなりました。」と言われています。

(小学校 人権教育主担、5年虹組担任 小田 剛士)