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親孝行・やってみなはれ
2023年02月24日
中高時代は友達を作る最後の機会
これは、私が高校生だった時、ある先生がおっしゃっていた言葉です。
その先生はこうも続けられました。「たしかに大学や社会に出てからも友人と呼べる存在は多くできると思う。ただ、その友人関係には、特に社会人になってからは損得が絡んでくる恐れがある。だから純粋な『友達』というのは、中高時代に作ることが大切なのだ。」さすがにこれは言い過ぎな部分もあるのではないかと思いますが、多感な中高時代に気の合う友達、一生付き合っていける友達を見つけることは大切だと思います。「最後」は「最良」と言い換えられるのではないかと思っています。
この言葉が私自身の生き方にどう作用したというわけではありません。ただ、自分が教師であることも関係していると思いますが、教師の言葉というのはこれほどまでに記憶に残るものなのかと感じます。
時々遊びに来る卒業生たちから話を聞いていると、大学生、社会人となってからも雲雀生と連絡を取り合っているものが多いと感じます。あの言葉通り、一生の友達を中高時代に見つけることができているのではと思います。
（雲雀丘学園中学校・高等学校 高３学年担任 社会科 奥 修輔）