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2026年06月04日

画面越しの・・

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4年生の社会見学で舞洲にあるゴミ処理場に行きました。見学を受け入れている施設では,始めに全員が広い会議室のような部屋に入って,その施設の概要をまとめたビデオを見て,それから見学コースに出ることが多いです。ここもそうでした。正面や部屋の両サイドにいくつかあるモニターに,ビデオが流れ始めました。かわいいキャラクターが案内役をするそのビデオに,子どもたちは食い入るように見入って・・・と思いきや,なんと多くの子が,自分のタブレットでそのビデオ画面の録画を始めたのです。動画の画面を動画に撮る。だから見ているのは部屋のモニターではなく,自分のタブレットの画面です。その後の見学でも,説明のプレートや大量の粗大ゴミ,迫力ある巨大クレーンなどに向かって,ひたすらにシャッターを切り続けます。写真撮影がOKということでタブレットを持たせたのですが,これではバスに乗って実際にその施設を訪れる意味がないのではないか。便利なものを便利に使っているだけ,と言えば確かにそうなのですが,タブレットでなく自分の五感の中に残す方が大事なものもある。私にはそう思えてなりませんでした。しかし,この傾向は何も子どもに限ったことではありません。先日実施した運動会でも,子どもたちの表情や躍動するようすを小さなスマホの画面を通して見ている,という大人も多いのです。

(雲雀丘学園小学校 教務主任・総合主任 岸本 光史)