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日々のブログ

2026年04月23日
再会

この春、6年間を共に歩んできた68期生が学園を巣立ちました。
私が高校3年生の担任をするとき、最後のホームルームで必ず伝えることが一つあります。
それは「最低3年間は高校に戻って来るな!」という言葉です。
私が雲雀丘学園に赴任して初めて担任したのは60期生でした。
60期生とは、中学1年生から高校3年生までの6年間を共に過ごしました。
卒業式後のホームルームで、恒例となっているこのメッセージを伝えました。
それから8年の歳月が経ち、つい先日、二人の卒業生が私のもとを訪ねてきました。
一人は歯科医師、もう一人は獣医師として、高校生の頃に宣言していた道を歩み、
社会人2年目として活躍しているという報告でした。
学園生活を振り返るときの二人の姿は、当時のまま何も変わっていません。
しかし、現在の仕事について語るときの眼差しからは、社会でしっかりと活躍している様子が自然と伝わってきました。
「高校に戻って来るな!」という言葉には、私なりのいくつかの思いがあります。
過去にとらわれず、自分が選んだ道にまずは全力で向き合ってほしいこと。
新しい世界を自ら切り開いてほしいこと。
そして、いつか再会するときには、その空白の時間が生み出す感動を分かち合いたいという願いです。
本校を巣立つ生徒たちには、これからも何らかの形でこの思いを伝え続けていきたいと思います。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 グローバル探究部長 理科 車多 厚志)
