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日々のブログ

2026年03月06日
健康であれ

働き方改革などという言葉が存在しない時代、共働きの両親とともに私を育ててくれたのは祖父母でした。
明治生まれの寡黙な祖父と、「もったいない精神」が通常モードの大正生まれの祖母です。
小学校時代、祖母のおかげで私の薄くなった靴下は分厚い当て布で繕われ、洗ってもらったハンカチはパリパリに洗濯のりがついていました。
雑巾で木の床を拭く、着物をほどいて洗って干す、どんど焼きの炭団子、ひな祭り、お月見、季節を感じながら丁寧に過ごす日々だったと思います。そんな中で思い出す祖母は着物で割烹着、そしていつも笑顔です。何を返すことができていたのかわかりませんが、私が元気でいることを何より願ってくれていました。そして今、「落ち着いて丁寧に過ごしなさい、慌てたら転ぶよ」と笑ってくれているように感じます。健康でいたいと願います。
(雲雀丘学園中学校・高等学校 中2担任 国語科 中山 裕子)
