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日々のブログ

2026年02月12日
越えられないもの

2月8日の横浜は雪でしたが、父親の96回目の誕生日を祝いに行ってきました。好々爺とはいえ、この父親というのは、同じ会社に勤めていた先輩でもあり、私にとっては、いまだに怖い存在です。
そんな関係でも、唯一、彼に教えたのはスキーでした。三十数年前、会社のスキー部の先輩から、8社合同で実施しているスキー大会(200名参加)で、今回幹事社になるので、父に大会役員(お飾り)として来て欲しいとのことでした。ところが、座っていれば良いお役目を放棄し、大会に出ると言ってきかないので、スキー場に連れて行き、特訓が始まりました。本番での種目は、回転・大回転!参加者から喝さいを浴びながら、ポールをボーゲンで回って降りてきました。それ以来、スキーにはまったようで、70歳半ばまで、毎冬志賀高原のスキースクールに通い、仲間と海外ヘリスキーに行くまでになりました。
今や私も当時の父親の年齢に肩を並べるようになりました。学園に来てからチャレンジしたことは教員免許の取得でしょうか。会社での仕事に関する、見慣れた情報ばかり習得してきた自分にとって、必修科目にあった「哲学」「倫理学」といった科目は、読むこと自体が苦痛、理解しようにも難解、必死でレポートを仕上げたことを思い出します。挑戦とは、自分が作ってきた心地よい世界を越えていくことなのかなと思い、次なる挑戦を思案中です。
さて、横浜の96歳は今も私に勝っていることを、大人げなく妻や娘に自慢します。毎日1万歩歩くこと、週4回のフィットネスクラブ、一日3回のストレッチ。全て負けています。誕生会では前屈を競わされ、それも負けました。一生この人には勝てないようです。
(雲雀丘学園 事務局長 永井 真三)
